2020年がもうすぐ終わる。今年はコロナウイルスの影響で外出をする機会が減ったりといった感じである意味「特別な年」になった。
幸いにも僕の仕事(本業)には収入的にもそれほど影響がなかったのですが、日本に限らず世界的に経済に影響を受けた年ですから、大変な思いをしたという人は多いでしょう。
このブログを振り返ってみると、2020年は SNS や検索を通して読んでもらえる機会も増えたし、企業の方から声をかけていただいて記事を書くといった機会もあったのですが、執筆した記事数がとても少ないし「もっと頑張れたよなあ」と感じているところ。
とはいえ、今年はブログ執筆に最適化したデスク環境を整えることもできたし、このあたりで「買って良かったモノ」をまとめておこうかと。
2020年ベストバイ|むぎろぐ管理人が買って良かったガジェットモノ

今年はガジェットに限らず、日々使う暮らしのモノも購入する機会が多かったのですが、まずはガジェットモノからご紹介。
4Kモニター『S2721QS』|Dell

2020年に購入したモノの中で個人的に最も買ってよかったと感じているのがこちら。
3万円台で購入できるスピーカーを搭載したコスパの高い 4Kモニターで、Displayportケーブルを介して MacBook と接続して使っているのですが、これがまた快適。
YouTube の 4K動画が 27インチという大画面で視聴できるというのも嬉しいところですが、解像度の高いディスプレイのおかげでブログ執筆時の作業領域が広く使えるというのが大きい。
13インチ MacBook だけで作業をしていた頃と比較すると作業が圧倒的に捗るようになったので、2020年の後半は MacBook 単体で作業をすることがなくなってしまいました。
余談ですが、当ブログから 20台〜30台くらいは売れている製品だったりもします(Dell のマーケティング担当の方、お仕事の依頼お待ちしております)。
AirPods Pro|Apple

比較的最近購入したのですが、あまりに生活に馴染み過ぎていて紹介するのを忘れそうになっていたのがこいつ。
マルチポイントに対応したワイヤレスイヤホンがほしかったので購入したのですが、毎日活躍してくれています。 純正なので Mac や iPad とはシームレスに接続できるし、Android 端末でも問題なく動作してくれるところが嬉しい。
音質はそれなりですがフラットで聴きやすいし、Lightning端子なのが不満ですが、ワイヤレス充電に対応しているので問題なし(購入して1ヶ月近くが経過していますが、1回くらいしか Lightning端子で充電していません)。
11インチiPad Pro|Apple

いつもデスクの上に置いていて、外出時にも活躍してくれているのが 11インチ iPad Pro 。
あまり発信することができていないのですが、Illustrator や Lightroom といった adobe系のツールを使ったイラストの制作や画像編集などのクリエイティブな作業を行うのがとても楽しい。

11インチというサイズ感がちょうどよく、セルラーモデルを購入したのも正解でした。外出時のちょっとした待ち時間の暇つぶしに使えるし、外付けのキーボードがあれば記事執筆などの作業も快適。
金銭的な余裕がないので今年は購入できていませんが、2021年には Magic Keyboard を購入したいと考えているところです。
ちなみに、iPad Pro に挿しているのは「楽天モバイル」の SIM 。1年間無料で使えるキャンペーンを実施中で、地方だと楽天の専用回線に対応していないため 1日 5GB までと制限があるものの、速度制限時にも 1Mbps 程度の速度は出るので YouTube の動画を見るくらいなら実質無制限で使えます。
2020年ベストバイ|むぎろぐ管理人が買ってよかった暮らしのモノ
続いて暮らしのモノも紹介。当ブログは一応、ガジェットのレビューがメインなのですが、ガジェットモノを紹介した記事よりもシェアしてもらえることが多く複雑な気持ち。
サリダチェア(YL8)|イトーキ

スペイン語で「旅立ち」を意味するオフィスチェア。先ほど紹介したモニターと同じく「作業を快適にしたい」という意味では、こちらの製品も間違いなく買ってよかったモノのひとつ。
日本のオフィスチェアメーカー「イトーキ」の製品で、10万円を超える高級オフィスチェアと同等の機能を備えながら、約4万円と安く購入できるところが魅力的。
体格にあわせて正しい姿勢を保持してくれるので、長時間作業をしていても明らかに疲れづらくなりました。
日本製のオイルヒーター『VFX11EH』|eureks(ユーレックス)

続いて紹介したいのが、この記事を執筆している今まさにデスクの下で稼働してくれているオイルヒーター。
オイルヒーターといえばデロンギが有名ですが「日本で唯一のオイルヒーターメーカー」ということで eureks(ユーレックス)のものを購入。
肌寒くなった秋頃に購入したのですが、気温が下がる冬の夜なんかだとこれ 1台では厳しい感じ。とはいえ、日中はデスクの下に置いて足元を暖めておけばかなり快適。
心配していた電気代も毎日数時間稼働させて 2,000円〜3,000円高くなるくらいなので問題ありません。
真空断熱マグカップ|THERMOS(サーモス)

毎日デスクの上で活躍してくれているのがサーモスのマグカップ。これは本当に買って良かった。
いわゆる魔法びんの仕様になっているマグカップなのですが、保温・保冷性能が高く、寒いこの時期に重宝しています。内側と外側の間が真空になっているため持ったときに熱くないし、何よりもシンプルなデザインが好き。
夫婦ともに毎日気に入って使っている、我が家には欠かすことのできないモノになってくれました。
余談ですが、こんな感じで中の人にもツイートをシェアしてもらいました。嬉しい。
2020年読んでよかった本

今年の振り返り的な意味で書いているのがこの記事なので、せっかくなので読んで良かった本も紹介しておこうかと。
蜜蜂と遠雷|恩田陸
2016年に発行された本なのですが、2017年に直木賞、本屋大賞を受賞していることでも有名な小説。以前から「読んでみたいなぁ」と思っていたのですが、Kindle で探してみると安くなっていたので購入。
音楽コンクールの予選から本戦までを描いた作品なのですが、漫画「ピアノの森」にハマった人なんかは絶対に読むべきだと感じた小説です。
音楽の描写がとてもリアルで、コンクール会場の観客の感動がそのまま伝わってくるよう。上巻、下巻、そして続編とあるのですが、本編となる上巻と下巻だけなら 1,000円以下で買えるので、ぜひとも読んでほしいところです。
コンビニ人間|村田沙耶香
村田沙耶香さんの小説はどこか現実離れした内容が多いのですが「コンビニ」という誰にとっても身近な存在をテーマに描かれたのがこの小説(『消滅世界』とかも読んでみたけどこの作者さん色んな意味で現実離れしているなぁと感じた)。第155回芥川賞にも選ばれた作品です。
30代半ばにして正規の就職をせず、コンビニのアルバイトを続けている女性が主人公なのですがこの小説を読んでいて感じるのが「普通とは何か」という疑問。
普通なら重たいテーマになりそうな作品ですが、どこか笑えるところもあって面白い作品。先ほど紹介した『蜜蜂と遠雷』と同じくとても読みやすいのでおすすめです。
左ききのエレン|かっぴー

小説だけでなく漫画も紹介。
おしゃれブログ「imDRESSions」の管理人そうすけ(@soo_suke)さんがおすすめしていたので読んでみたところ、ハマってしまったのが『左ききのエレン』。
大手の広告代理店が舞台のはなしで「天才になれなかった」主人公と、周りを取り巻く人たちとの群像劇。読んでいると「ここまで一生懸命になれるものが、自分にはあるだろうか」という疑問とともに「なにか頑張らなきゃ」と感じずにはいられない漫画。
有料のリメイク版は14巻までですが原作版は 20巻まで出ており、Kindle Unlimited ユーザーは無料で読めるので、気になっている人はそちらから読んでみるといいかも。
来年はすこし変化のある年に

2018年から本格的にリスタートして、総記事数が未だに 110記事ほどとスローペースで更新を続けているこのブログ。
投稿数もアクセス数も多くのブログには敵いませんが、こつこつと続けてきたおかげでありがたいことに読んでもらえる機会が増え、企業さんから声をかけていただいたりといったこともちらほらと。
まだ詳細には話せませんが、来年は当ブログだけでなく、個人の活動としてちょっとした発表もできそう。来年はすこしだけ、変化のある年になりそうです。