才能と努力と、習慣。佐々木典士「ぼくたちは習慣で、できている。」の感想

ぼくたちは習慣で、できている。

本日は当ブログ「むぎろぐ」をお読み頂きありがとうございます。
どうも、むぎ(@mugiblog)です。

4月の末に、以下のようなキャンペーンをやっているのを見かけました。

この本の著者佐々木典士さんの前作「ぼくたちに、もうモノは必要ない。」を以前読み、少なからず影響を受けているぼくとしては「この機を逃す手はない」と思いすぐに応募しました。

前作「ぼくたちに、もうモノは必要ない。」は日本だけで16万部、海外でも21カ国で翻訳され、もはやベストセラーの本。

何もモノを捨てることができない「マキシマリスト」から必要最低限のモノだけで暮らす「ミニマリスト」になる過程を描いてあるのですが、この本を通して「ミニマリスト」という言葉を知った人も多いのではないでしょうか。

この本がなければ「ミニマリスト」という言葉がここまでメディアで取り上げられることもなかっただろうし、流行ることもなかったでしょう。それだけ、この本が世の中に与えた影響は大きかったように思います。

「捨て変態」を自称するゆるりまいさん、ブログ「ミニマリスト日和」のおふみさん、ミニマムだけど、おしゃれでカッコいい「物を持たないミニマリスト」というブログを運営されている肘さん。

挙げていけばきりがないほど、以前からミニマリストは確かに存在していました。

でも、佐々木さんの「ぼくたちに、もうモノは必要ない。」によって上に挙げたようなミニマリストが注目されるようになったのも事実でしょう。「ミニマリスト」という言葉を明確に定義したのも、この本が初めてだと思います。

ぼく自身、この本の影響を受けた1人です。この本を読んで「モノ」に対する価値観が変わりました。多くの「欲しかったモノ」に囲まれて暮らすより、最低限の「必要な、お気に入りのモノ」だけで暮らす。それだけで、人は幸せを感じることができる。

この本を読んで、今回紹介する「ぼくたちは習慣で、できている。」を読むとより一層面白いので、興味がある方はぜひ読んでみてください。

テーマは「才能と習慣」

  • 才能は「与えられる」ものではなく、努力を続けた後に「作られる」ものである。
  • その努力は、習慣にしてしまえば継続できる。
  • その習慣の方法は、学べるものである。

引用:ぼくたちは習慣で、できている。

この本の内容をまとめると以上のようになる、と本の冒頭に書かれています。

「才能」というのはどこか特別なもので、限られた人にしか与えられないもの。このように感じている人は多いでしょう。ぼく自身もその1人です。

でも、よくよく考えてみればその「才能」があると言われている人たちにとっては「努力」を続けているだけであって、自分のことを「才能」があるなんて思っていない。

その「努力」を続けること自体が難しいように感じてしまいますが、その「努力」を「習慣」にしてしまえば、継続することはそれほど難しいことではない。

そして、その「習慣」の方法というのは、学ぶことができる。

この本には「努力」を難しいと感じることなく継続することができる「習慣」を学ぶ方法が書かれています。

実際に読んで、ぼくが気になったところを各章毎に紹介していきます。

才能と意志力

みんなが口にするように「意志が弱い」せいで好ましい習慣が身につかないのであれば、意志力についての理解が、習慣についての理解も深めるはずだ。

引用:ぼくたちは習慣で、できている。

本を読んで、第1章の内容は「才能」と「意志力」につきると思いました。

この本の面白いところは、マシュマロテストやラディッシュテストなど、過去に行われた実験から分析しているところ。単に著者の考えが書かれているだけなら全く説得力がないけれど、実験を例に「才能」と「意志力」の関係をしっかりと分析されています。

「意志力が強い」というのは生まれ持った「才能」で、いくら努力したってどうしようもない。

人は、このように思ってしまいがちだと思います。でも、「意志力が強い」人というのはそもそも意志を惑わされている意識すらなかったという実験があるとのこと。

習慣とは意識せずに行う行動のことなので、習慣にするために意識する頻度を減らすことが大事。

習慣とは?

習慣を身につけようとする時、確かに最初は意志力が必要だ。簡単でもないし、魔法のように身につける方法はない。しかし、一旦身につけてしまえば、大きな報酬がきっちりあるので続けることができる。

引用:ぼくたちは習慣で、できている。

第2章では、「そもそも習慣とは何か?」ということを書かれています。

普段何気なく行っていることは、幼い時に苦労して身につけたものだけど、習慣になってしまえば意識せずとも行えるようになる。

習慣とは、「トリガー」で作動する「ルーチン」であり「報酬」を求めて行われる。

引用:ぼくたちは習慣で、できている。

飲み会で「ビールを飲む」という行動を例に紹介。

飲んだら楽しい(報酬)けど、飲み過ぎると次の日に後悔することになるかもしれないし、将来的には健康にも悪影響。

将来的に健康な身体を維持する(報酬)ために、今日飲むのを我慢する。

「今日飲むのを我慢する」ことは辛くて苦しいことかもしれないけど、これが習慣になってしまえば、何も感じない。

習慣を身につけるために

第3章では、習慣を身につけるための方法が50ステップとして書かれています。

詳しく書くときりがないので、最後の1文だけ紹介。

習慣に完成はない。

習慣とは、習慣にし続けようとすることである。

引用:ぼくたちは習慣で、できている。

「習慣」には、終わりがないのです。

苦しいこと、辛いことを「習慣」にできたとしても、その中でさらなる課題が出てきて、それを乗り越えることに「報酬」を感じることができるようになる。

ぼくたちは習慣で、できている

この本の最後、第4章はまとめというより「背中を押す」章になっているように思いました。

3章まで読んで「なるほど、習慣にする方法までは分かったぞ。でも、ぼくにできるかな」なんて思った人は多いはず。そんな人の背中を押して、努力し続けることを、習慣化できるように促してくれます。

「習慣」というのは、ある意味自分との闘いで、他人は関係ない。
そんな気がしてくるものですが、端から見ていても気持ちのいい、素敵なものになるかもしれません。

例えば、朝笑顔で挨拶をする。最初は少し恥ずかしい気がして、勇気が必要なことかもしれません。でも、周りの人からすれば気分が晴れやかになるかもしれませんよね。

ぼくたちの暮らしや生活というのはきっと、そんなことの繰り返しではないでしょうか。

あれっ?

ということはつまり、「ぼくたちは、習慣で、できている。」ということになってしまいますね。

まとめ

たまたま抽選で当たった「ぼくたちは、習慣で、できている。」という本を紹介してみました。

今までにもいくつか本を紹介してきましたが、この本はどちらかというと自己啓発本に近いのでしょうか。

ミニマリスト本の原点ともいえる「ぼくたちに、もうモノは必要ない。」はとても読みやすい、ある意味万人向けの本だったように思いますが、この本は少し人を選ぶかもしれません。

内容からまず「努力」「継続」「習慣」といった感じで、「嫌なコト」のオンパレードです。

でもこの本を読むと、間違いなく何かをやってみたくなります。

何かを習慣にして、報酬を得たくなります。

その「何か」が何なのかは今はまだ分かりませんが、普段生活をしていて苦しいことや辛いことはたくさんあるわけで、努力が必要なこともたくさんあります。

それらを苦しいことや辛いこととして終わらせずに、努力して、習慣化してみよう。

そう感じる本でした。

興味がある人は、ぜひ読んでみてください。

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他にもぼくが本を読んでみて、思ったことや感じたことを記事にしています。
ぜひ読んでいってください。

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