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どうも、むぎ(@mugiblog)です。
コスパの高い 27インチ 4Kモニター、今買うならこれしかないーー
数年前までは高価だった 4Kモニター。最近は価格が落ち着いてきており、有名メーカーのものでも 3万円台で買えるようになってきました。
作業環境の見直しを検討していたため、これを機に買ってしまおうかと思っていたのですが、価格や機能面を考慮しつつ色々と調べていたところ、ベストなタイミングで僕が求める条件を満たしてくれるモニターが発売されました。
まだ届いていないので実機のレビューはできないのですが、購入報告的な意味でもせっかくなのでシェアしておこうと思います。
Dell『S2721QS』を買いました

というわけで今回購入したのが Dell から発表されたばかりのモニター『S2721QS』です。発売日はたしか 9月28日なのですが、発表されてすぐにスペックなどを調べた上、価格も安かったので Amazon で予約注文したという流れ。
予定では 29日か 30日には届くのですが、現時点では価格の安い 4Kモニターを買う上でかなり有力な選択肢になってくるのは間違いない製品だし、売れそうな気がしているので先に紹介しておこうかと(実際、まだ発売されていないのにすでに次回出荷日が10月10日になっている)。
使用感などの詳しいレビューは別で書いているので、この記事ではこのモニターを選んだ理由とかなぜおすすめなのかといった内容を書いていこうと思います。
4万円以下で買えるコスパの高い27インチ4Kモニター。Dell『S2721QS』について

機能や性能だけならこのモニターより優れている製品は探せばいくらでもあるのですが、このモニターの素晴らしいところはなんといっても4万円以下で買えるという点。
価格的には LG の『27UL500-W』あたりが比較対象になりそうで、性能的にも似たような感じ。ただ、本製品にはスピーカーが備わっていたり Amazonだと1,000円くらい安かったりと、今購入するのであればこちらを選んだほうがお得感があります。
何よりも発売されたばかりの製品ということでブログのネタ的にも面白い。個人的に本製品を買う上で気になったポイントをまとめてみました。
- 4KHDR対応。高解像度の液晶を搭載
- IPS非光沢液晶を搭載しているため、視野角も広い
- sRGB色域カバー率99 %の液晶で、画像編集にも使えそう
- ベゼルが薄く、デザイン性も高い
- 安価なモニターとしては、スタンドの角度調節が優秀(高さ調節だけでなく、縦にもできる)
- 豊富な接続端子(HDMI端子×2、ディスプレイポート×1、イヤホンジャック)
- 本体にスピーカーが内蔵
- AMD FreeSync に対応
- 3年保証かつ、1点でもドット抜けがあった場合には無償交換
- 上記すべてを満たしていながらも、価格が4万円を切っている(Amazonでは36,980円)
製品名 | S2721QS |
---|---|
機器タイプ | LEDバックライト付液晶モニター |
アダプティブシンク技術 | AMD FreeSync |
パネルタイプ | IPS |
アスペクト比 | 16:9 |
実効解像度 | 4K 3840 x 2160 @ 60 Hz |
入力ポート | 2xHDMI, DisplayPort |
サイズ(幅×奥行き×高さ) | 61.16 cm x 18.68 cm x 45.34 cm |
4KHDR対応。高解像度の液晶を搭載
フルHD だと1万円台から買うこともできるのですが、Youtube などでも 4K で視聴できるコンテンツが増えてきていることもあって「モニターを買うなら 4Kにしたいなぁ」と思っていたところ。
また、27インチというディスプレイサイズも作業をするのにちょうど良さそう。僕のようにガジェットなどのレビューブログをやっていると「資料を見ながら記事を執筆する」といったことが頻繁にあるので、コンテンツの消費だけでなく、作業効率も上がるはず。
IPS非光沢液晶を搭載しており、視野角も広い

安価な液晶テレビなどを購入するときに、盲点だったりするのがこれ。
視野角が狭い液晶だと斜めからみたときなんかに本来見えるはずのものが見えなかったり、色味も異なってくるのですが、その点『S2721QS』は安心。
IPS液晶を搭載しているので視野角が広く、色味の変化も少ないはず。僕はデスク上で使用する予定なので正面から見ることが多くなりそうなのですが、搭載していて損をすることはないですから。
sRGB色域カバー率99 %の液晶で、画像編集にも使えそう
このあたりは詳しくないのですが、個人的に気になっているところ。
本製品は sRGB色域カバー率 99%の液晶を搭載しているのですが、Mac の Retinaディスプレイと比較したときの色味に違いがあるのかといった点。
まぁ写真家とかならともかく、ブログで記事を書く程度なら読者が持っているデバイスはその人によって違うのでそこまでこだわる必要もないのですが、写真にこだわってブログを運営している身としては、実際に使ってみて比較したいところです。
ベゼルが薄く、デザイン性も高い

せっかくならデザインも妥協はしたくないのですが、その点『S2721QS』はベゼルも狭くデスク上にあってもやぼったさを感じず、どことなくおしゃれ。
モニター正面のベゼルと背面・台座の色が異なるのはすこし残念ではありますが、スピーカーも正面からは見えないし、デスクもすっきりできそう。
別途ブラックのモニターアームを購入したのでデスク正面からみたらオールブラックになる予定。デスクに設置するのが楽しみです。
安価なモニターとしては、スタンドの角度調節が優秀(高さ調節だけでなく、縦にもできる)

安価なモニターだとこのあたりが残念なことが多いのですが、その点このモニターは優秀です。
スタンドの前後左右の角度調整だけでなく、高さも買えることができるし、回転までできる(縦画面にもできる)。安いモニターだと前後左右の角度調整だけといったものも少なくないので、人によってはかなり嬉しい仕様。
先ほど紹介したとおり僕はモニターアームを買ったのでこの台座の恩恵を感じることはないでしょう(これだけ持ち上げておいてごめんなさい)。
豊富な入力端子(HDMI端子×2、ディスプレイポート×1、イヤホンジャック)

本体下部には HDMIポートが2つ、ディスプレイポートが1つ、イヤホンジャックが1つと入力端子も必要なものは備わっている点も嬉しいポイント。
MacBook をメインマシンとして使っている身としては欲を言えば USB Type-C ポートを搭載していると嬉しかったのですが、搭載しているモニターだと 5万円を超えてしまうため、価格差を考慮すればハブを購入した方が安い。
僕は以前メーカーさんから提供していただいた「Kingstonのハブ」を使う予定ですが、有名メーカーだと以下の製品がおすすめかも。
本体にスピーカーが内蔵
記事の冒頭で紹介した LGの同価格帯のモニターと比較したときに、大きなメリットとなるのがこれ。
通常この価格帯でスピーカーを内蔵している製品は少ないのですが、本製品は本体下部に 2つのスピーカーが内蔵されています。
クラムシェルモードで使う場合には Mac本体を閉じて使うかたちになるため、音がこもってしまうという難点があるのですが、本製品のようにスピーカー内蔵のモニターであれば問題ありません。
気になるのはスピーカーの音質ですが、このあたりは使ってみてレビューする予定です。
AMD FreeSync に対応

S2721QS のリフレッシュレートは 60Hz (現行のiPhoneと同じ速度)なので、 FPS などのゲームをしないのであればそれだけでも支障はないはずなのですが、さらに画面のちらつきを抑えてくれる機能を搭載しています。
それが AMD社の「FreeSync」という技術。知識がないので詳しく紹介することは難しいのですが、ゲームをする人は抑えておきたいメリットかと。
3年保証かつ、1点でもドット抜けがあった場合には無償交換
これは本製品というより Dell のモニター全般に言えるメリットです。
Dell のモニターは購入後に 1点でもドット抜けがあった場合には無償交換してくれます。また、交換が必要な場合には先に製品を送ってくれるので使えない時間が短縮できるのも嬉しいポイント。
上記すべてを満たしていながらも、価格が4万円を切っている(Amazonでは36,980円)
最後に抑えておきたい『S2721QS』を他社製品と比較したときに決め手となるのが、価格です。
この記事で紹介してきたすべての特徴を満たしつつも、この価格を実現しているのはこの製品だけ。発表があるまでは LG の同価格帯のモニターを買おうと思っていたのですが、記事でスペックを確認してすぐに気が変わりました。
Dell『S2721QS』についてのまとめ(レビュー記事も書きました)

というわけで Dell から発売されたばかりの 27インチ 4Kモニター『S2721QS』について、購入報告と購入した理由的な内容で紹介してみました。
生産台数が少ないのか注文数が多いのかはわかりませんが、すでに次回出荷日が 10月中旬と、すぐには届かない状況。「そろそろ4Kモニターほしいなぁ」という人はぜひ購入を検討してみてください。
追記になりますが、実際に届いて使ってみた感想なども記事にしているので興味がある人は以下の記事も読んでもらえると嬉しいです。