ケーブル1つでこんなに変化があるとはーー
本日は当ブログ「むぎろぐ」をお読み頂きありがとうございます。
どうも、むぎ(@mugiblog)です。
すこし前に Dell の 4Kディスプレイを購入したという記事を書きました。
その記事の中でも触れているのですが、HDMIケーブルを使用して MacBook と接続すると 動画の視聴時に画面がちらつくという症状が出現したため購入を検討していたのが USB Type-C で接続できる DisplayPort ケーブル。
ブログの執筆くらいなら問題なかったのですが「やっぱり試してみたい」ということで購入。届いて 10日くらい使ってみたのですが、結果的に買ってよかったなと思っています。
簡単にその理由を紹介してみます。
HDMIケーブルとDisplayportケーブル。そして4Kディスプレイ

断っておきたいのが、この記事を読むべきなのはあくまでも 4Kディスプレイを使っている人であるということで、フルHD のディスプレイを使っている人にはそこまで関係がないということです。
というのも、多くの人が MacBook と外付けディスプレイを繋ぐために使っている普通の HDMIケーブルや USB Type-C(Thunderbolt 3)ケーブルでは 4K出力の場合リフレッシュレートが 30Hz までとなっているため(フルHD(1080p)出力の場合は 60Hz)。
リフレッシュレートというのはディスプレイが 1秒間に何回更新するかを表す値のことなのですが、この値が小さいとマウスの操作が遅く感じたり、動画視聴時に画面のちらつきを感じてしまいます(参考までに、iPhoneだと 60Hzなので、多くの人の場合の目安は 60Hz といっていいでしょう)。
ネットで調べてもわかりやすい情報を探すのが難しかったのですが、この問題を解決する方法はおそらく以下の 2つ。
- 4K/60Hzに対応したHDMIケーブルを使う
- 4K/60Hzに対応したUSB Type-C Displayportケーブルを使う
1つめの方法だと「Type-C で接続できるハブだけを MacBook に接続して、HDMIケーブルはハブに繋げばいいので見た目的にもすっきりするのでは?」と思ったのですが、僕が使っているハブだと電力が足りないような気がします。
また「広帯域のディスプレイに繋ぐ場合、通常は Displayportケーブルを使うべきだ」という記事をどこかで読んだ気がするので 2つめの方法を試してみることに。
USB Type-C Displayportケーブルを購入。4Kディスプレイに繋いでみる

というわけで購入したのが『uni USB Type-C Displayportケーブル』という製品。Amazon で探していると比較的安く、評価も高かったので購入。価格は 1,948円。



USB Type-C で接続できるので MacBook とはハブなどを介さずに接続できるのは便利なのですが、クラムシェルモードで使う場合には充電しながらでないといけないので結果的にケーブルは 1本増えてしまいます。


形状は HDMIケーブルに似ているようですこし違う。間違えないようにディスプレイに接続します。
60Hz で出力できているかを確認するには「システム情報」というアプリの「グラフィックス/ディスプレイ」というところを開きます。

すこし見ずらいかもしれませんが真ん中あたりに「UI疑似解像度: 3360 x 1890 @ 60 Hz」と記載されています。きちんと 60Hz で出力できているようでひと安心。
しばらく作業をしていて、キーボードの入力時のミスタイプが減ったり、マウス操作がスムーズになったことに気づきました。ゲームなどをしていれば明らかな違いが出そうですが、テキスト入力などではわずかな違いといった感じなので気づかない人もいるかも。
また、明らかな違いが Netflix などを全画面で見ているときに感じていた画面のちらつき。明るいところから暗いところに移るシーンの切り替わりなどの場面で見られていたのですが、このケーブルを使うようになってからは一度も症状が出ていません。快適そのものです。
いままで使っていた HDMIケーブルには戻れなくなってしまいました。
4Kディスプレイを使っているユーザーに一度は試してほしい「USB Type-C Displayportケーブル」

というわけで MacBook と 4Kディスプレイを繋ぐ『USB Type-C Displayportケーブル』について簡単に紹介してみました。
もし僕のように「4Kディスプレイを買ったけど、いまいち操作感が良くないなぁ」と感じている人は 2,000円弱で買えるので一度試してみてはいかがでしょうか。