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Taotronics『Duo Free』レビュー。1万円以下で買える完全ワイヤレスイヤホンの大本命[PR]

本日は当ブログ「むぎろぐ」をお読み頂きありがとうございます。

どうも、むぎ(@mugiblog)です。

学生時代、それほど音楽に興味もなく過ごしてきました。

それでもMDプレーヤーや iPod にお気に入りの音楽を入れてイヤホンを耳にかけ、聴きながら通学していたのを思い出します。 車通勤なので使う機会はめっきり減ったかと思いきや、自宅やカフェでブログの執筆に集中したい時に重宝するのが、イヤホン。

音質を重視するのであれば、やはり有線のものが良いのでしょうけれど、作業中にイヤホンの線が邪魔に感じてしまう僕は断然ワイヤレス派。

iPhone や Mac に Bluetooth で繋いでおけば、Spotify や Youtube でシームレスに好きな曲を聴くことができるので本当に便利です。 ちょっと前までは『完全ワイヤレスイヤホンPasonomi(パソノミ)『D01』をレビュー』という記事で紹介したイヤホンを使用していたのですが、嫁が雑に扱って壊れてしまったのを機に買い替えを検討。

Pasonomi のイヤホンは音質もそれなりで使用感にもそれほど不便はしていなかったのですけれど、接続がややもっさりとした感じがあったのと、毎日使うモノなのでもう少し良いモノがほしいなぁと思っていたところ。

ちょうどよいタイミングで、ワイヤレスイヤホン業界では Amazon での評価も高い Taotronics から完全独立型のイヤホンが発売。

ご縁があって提供して頂き、これがまた良いイヤホンだったので、格安ワイヤレスイヤホンとの比較も踏まえてレビューしておこうかと。

TaoTronics Duo Free TT-BH062 完全独立Bluetoothワイヤレスイヤホントゥルーイヤホン
TaoTronics

Taotronics の完全ワイヤレスイヤホン『Duo Free』レビュー

『Duo Free』は、Taotoronics が2月に発売した完全ワイヤレスイヤホンです。

Taotronics といえば手頃な価格で品質の良いイヤホンなどを販売しているメーカーとして有名。名前を知らない中華系のメーカーのモノを購入するのは少し躊躇してしまいますが、Taotronics は Amazon での評価も高いメーカーなので、安心して使うことができます。

各メーカーから多くの完全ワイヤレスイヤホンが出ていますが、今後はこの価格帯でそれなりの品質を求めるなら Anker の『SoundCoreシリーズ』と、今回紹介する Taotronics の『Duo Free』が選択肢に入ってくるようになるのではないかと思います。

[note title="『Duo Free』のスペック"]

  • Bluetooth Version:Bluetooth 5.0
  • 対応コーデック:SBC
  • 充電時間:イヤホン本体 1.5時間 / 充電ケース 2時間
  • 連続再生時間:最大3時間(イヤホン本体のみ) / 最大16.5時間(バッテリーケース併用)
  • 防水規格:IPX4
  • ドライバー:ダイナミック型
  • サイズ:20.7 × 20.7 ×22.7 mm (イヤホン) / 62 ×62 ×30.5 mm (充電ケース)
  • 重量:約 5.2 g (イヤホン:片耳) / 約 56.5 g (充電ケース)

[/note]

スペックとしてはこんな感じ。

[note title="『Duo Free』をAmazonでチェック"]

TaoTronics Duo Free TT-BH062

[/note]

レザー仕様でデザインがおしゃれなケース

以前使っていたワイヤレスイヤホンはステンレス製の筒型のケースに収納するタイプだったのですが、『Duo Free』は小型のレザーケース兼充電器に入れて持ち運びます。

ケースは 56.5g と軽量ながら、レザーを使用したクールな外観なので安っぽさを感じません。 卵より小さなこの大きさなら、ちょっと外出する時に iPhone と一緒にポケットに入れて持ち運ぶことができます。

ケースを開いて、自動でペアリング。接続はスムーズで良い感じ

他の完全ワイヤレスイヤホンと同様、ケースを開けると同時にペアリングしたスマホやMac と接続してくれます。

以前使っていたイヤホンはこの接続時にややもっさりとした感じがあって不安があったのですが、『Duo Free』は違います。ケースを開けて耳に装着するとすぐに音楽を聴くことができ、「いつ接続したの?」という感じで接続に全く不安を感じません。

イヤホンは音漏れが気にならないカナル型。重さは 5.2g

デザインとしても安っぽさは感じず、装着感も以前使っていたものと比較するとかなり良いです。

少々首を振ったくらいでは外れる気がしませんし、IPX4の防水機能も付いているためランニングのときにも使えそうな感じ。 『カスタムIEMシェイプ』というプロのミュージシャンがライブなどで使用するカスタムIEMに着想を得て作られたデザインを採用しているため耳の収まりもよく装着感もかなり快適。 イヤーチップはS・M・Lの3種類が付属しているのですが、僕はSサイズを使用。

しばらくはこのままの状態で使ってみるつもりですが、遮音性や音質が向上すると評価の高い『コンプライ(COMPLY)』のイヤーチップも購入して試してみたいなぁ。

高機能なタッチセンサーを搭載。操作方法の詳細など

『Duo Free』は高機能なタッチセンサーを搭載しており、タッチコントロールで音量や再生・停止、曲送りなどの基本的な操作が可能です。

[note title="タッチコントロールの詳細"]

  • 電源オン:充電ケースのカバーをオープン
  • 電源オフ:イヤホンを充電ケースに収め、カバーをクローズ / 無接続状態が10分続くと自動で電源オフ
  • 音量を上げる:右側のイヤホンのタッチセンサーを1回タップ
  • 音量を下げる:左側のイヤホンのタッチセンサーを1回タップ
  • 次の曲:右側のイヤホンのタッチセンサーを3回タップ
  • 前の曲:左側のイヤホンのタッチセンサーを3回タップ
  • 再生 / 一時停止:いずれかのイヤホンのタッチセンサーを2回タップ
  • 着信応答 / 通話終了:いずれかのイヤホンのタッチセンサーを2回タップ
  • 着信拒否:いずれかのイヤホンのタッチセンサーを2秒間タップ
  • 着信のミュート:いずれかのイヤホンのタッチセンサーを4秒間タップ
  • リダイアル:いずれかのイヤホンのタッチセンサーを3回タップ
  • 音声操作:いずれかのイヤホンのタッチセンサーを3秒間タップ

[/note]

操作方法はこんな感じでかなり操作の幅が広いように感じます。詳しくは後で書いているのですが、感度が良すぎて慣れないうちは誤作動に注意する必要があります。

ちなみにこのイヤホン、下の部分が光るのですが少し安っぽくなるのでこの機能は個人的にはいらないかなぁ。

音質や快適性はどう? Taotronics のワイヤレスイヤホン『Duo Free』をしばらく使ってみた感想など

ペアリングや接続は全く気にならず。格安のものとは段違い

完全ワイヤレスイヤホンにありがちなのが、「ペアリングができない、接続が不安定で音が左右でブツブツと途切れたり音が遅れて聞こえてくる(遅延)」といった問題。

以前使っていたイヤホンはこのあたりがやや不安定で、ワイヤレスイヤホンだから仕方がないかなぁくらいに思っていたのですが『Duo Free』は驚くほど快適に使えていて、有線のイヤホンとほぼ変わりありません。

最初に端末と接続する際のペアリングもかなり快適で、iPhone と接続するだけなら1分もかからずに行うことができました。

音質はクリアでフラットで値段相応。高級イヤホンと比較すると厚みが足りないかも

僕自身音楽に関しては素人なのでよくわからないのですが、クリアでフラットだけど厚みはやや足りないかなぁといった感じ。

とはいえボーカルの声や音などははっきりと聞こえるし、Apple 純正のイヤホンと比較しても個人的には好みの音質です。 2万円とか3万円する高級イヤホンと比較すればやはり音に厚みがなく軽く聴こるのだと思いますが、値段を考えるとそこまで不満は感じないはずです。

連続使用時間は最大3時間。欲をいえばもう少し伸ばしてほしかった

ちなみにこのイヤホン、単体での連続使用時間は最大3時間。最近では5時間使えるものも少なくないので、欲を言えばもう少し伸ばしてほしかったかなぁ。 とはいえケースとの併用で最大16.5時間は使用することができるため、長時間の作業でも休憩しながらだと問題ないです。

僕はそこまで作業時間がが長い方ではないので週に1回程度、気が向いた時に充電するくらいで快適に使えています。

タッチコントロールは快適だけれど、感度が良すぎて勝手に起動してしまうことも

『Duo Free』の特徴の1つでもある、イヤホン本体を指で軽く触れるだけで様々な操作ができてしまうタッチコントロール機能。

操作の具体的な詳細は先ほど紹介した通りなのですけれど、『Duo Free』は siri を使用した音声操作やリダイヤルまで行える高機能なタッチセンサーを搭載していて、これがまた非常に快適。

わざわざ iPhone や Mac を操作しなくてイヤホンで音量や曲送りの操作ができるので「ながらスマホ」の予防にもなりそうな感じ。

とはいえ、タッチセンサーの感度が高すぎて「ちょっと片耳のイヤホンを取り外したい」というときなんかに、音量が大きくなったり曲が止まってしまったりといったことがあるのが少し気になるところ。

これだけならまだ良いのですが、使い始めてすぐのときに、会話中に Siri が起動してしまって電話がかかってしまうことがありました。すぐに気が付いたので何も問題はなかったのですが、操作に慣れないうちは少し注意が必要かなぁ。

Taotronics『Duo Free』についてのまとめ

こんな感じで Taotronics の完全ワイヤレスイヤホン『Duo Free』を紹介しました。

価格は約8,500円と少し高めですが、接続の安定性や音質、快適性を考えれば購入を検討してみても損はないかと思います。

何よりイヤホンはスマホと同じく毎日持ち歩くモノですから、「高級なモノは必要ないけれど、少しはこだわりたい」という方にぴったりの製品なので気になる方はチェックしてみましょう。

[note title="『Duo Free』をAmazonでチェック"]

TaoTronics Duo Free TT-BH062

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TaoTronics Duo Free TT-BH062 完全独立Bluetoothワイヤレスイヤホントゥルーイヤホン
TaoTronics

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  • この記事を書いた人

むぎ

アラサーのモノ大好きブロガー。 素人なりに写真を撮るのが好きで、カメラはSONYのα6300を使っています。

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