本日は当ブログ「むぎろぐ」をお読み頂きありがとうございます。
どうも、むぎ(@mugiblog)です。
Amazonや楽天など、メールアドレスとパスワードを登録しておくことで便利に使えるサービスが増えてきています。
ネットを通じて便利な世の中になることは良いことですが、その反面クレジットカードの情報流出やSNSのアカウントの乗っ取りなど、被害が増えてきていることもまた事実。
そんな状況でわたしたちにできることの1つは、パスワードを複雑なものにして、他人が安易にログインできないようにすることでしょう。
ただ、パスワードを複雑なものにしてしまうと、セキュリティが保護できる半面、そのパスワードを覚えるという『煩わしさ』が出てきます。
その『煩わしさ』を解決するのが、1つ複雑なパスワードを設定しておくだけで、複数のパスワードを管理できるアプリ。
パスワード管理アプリはいくつかあるのですが、今回はぼくが普段から使用している『Enpass』を紹介します。
パスワード管理アプリ「Enpass」とは?使用するメリットなど
まずは「パスワード管理アプリとは?」といったところから紹介していきます。細かいところはパスワード管理アプリで最も有名な「1Password」なんかで検索すればいくらでも出てくるので簡単に。
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- ログインが簡単に。パスワードを自動入力してくれる
- スマホでもPCでも。アプリを介して複数のデバイスでパスワードを共有できる
- 考える必要なく、1クリックで。複雑なパスワードを自動で生成してくれる
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簡単に使用するメリットを挙げるとこんな感じ。『Enpass』を実際に使って例に詳しく紹介していきます。
ログインが簡単に。パスワードを自動入力してくれる
Twitterのログインを例挙げて、いかにパスワード管理アプリが便利なのかを紹介していくことにしましょう。
ぼくが普段使用しているブラウザ「Chrome」でのパスワードの入力までの流れは以下のように。
まずはログインしたいページを開き、『Enpass』のマークをクリックします(このマークはChromeの拡張機能を利用しているのですが、詳しくは後で紹介します)。
すると、以下のように『Enpass』が開くので、PINコードを入力します。もしあなたがタッチバー付きのMacBook Proを使用していれば、Touch ID を使用して簡単にアクセスすることができます。
するとこんな感じであらかじめ登録しておいたアカウントが出てくるので(ぼくは複数アカウントを持っているので複数出てきていますが、普通の人は1つだけ出てきます)、ログインしたいアカウントを選びましょう。
すると、パスワードが自動的に入力されスムーズにログインすることができます。めちゃくちゃ簡単ですね!
スマホでもPCでも。アプリを介して複数のデバイスでパスワードを管理できる
今どきスマホを使わない人が少ない時代ですから、PCだけでパスワードを管理していても何の意味もありません。『Enpass』ならアプリを介して複数のデバイスでパスワードを管理することができます。
『Enpass』の場合はスマホアプリ版は有料となってしまいますが、記事の冒頭で紹介した『1Password』と比較すると買い切りですしかなり安く使うことができ、かつシンプルで使いやすいことを考えればかなりコスパはいい方でしょう。
アプリ間の同期の方法については後で詳しく紹介していきますが、基本的にはクラウドを使用することになります。ぼくはPCはMac、スマホはiPhoneを使用しているのでiCloudで同期していますが、DropboxやGoogle Drive(バックアップと同期)も使えるので、OSが違うからといって苦労することもないです。
考える必要はなく、1クリックで。複雑なパスワードを自動で生成してくれる
パスワードの管理が便利になるのはいいとしても、毎回複雑なパスワードを考えるのはやはり手間です。そんなときにおすすめなのがアプリに任せてしまう方法。
パスワード管理アプリは1クリックで複雑なパスワードを自動で生成してくれるのです。
こんな感じでアプリの画面を開き、1クリックでパスワードを自動生成してくれます。
Enpassの使い方、おすすめの設定方法など
パスワード管理アプリ『Enpass』がどれほど便利なのかを知って頂いたところで、使い方を紹介していきましょう。
Enpassをダウンロード。PC版の料金は無料【Mac編】
それでは実際に『Enpass』をダウンロードしていきましょう。ぼくはMacを使用しているのでここではMacの場合のインストール手順を紹介していきます。Windowsの場合も多くは変わらないと思います。
まずは以下のURLをクリックします。
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すると以下のような画面が開くので、『macOS』をクリックし『Get it for free』をクリックします。
あとはアプリを他のアプリをダウンロードする手順と同じです。
▷Windowsとここが違う!Macにソフトをインストールする方法
ダウンロード後のおすすめの設定を紹介
続いて『Enpass』をダウンロードした後のおすすめの設定を紹介します。
まずは『Enpass』の基本設定を開きます。
すると以下のような画面が開きます。「一般」は以下のようにチェックを入れておくと大丈夫でしょう。
次に「セキュリティ」を開きます。Touchバー付きのMacならここでTouchバーでログインできるように設定できるはずですが、Touchバーなしの場合にはせめてPINコードでログインできるようにしておくと便利です。
パスワード管理アプリはPCだけでなくスマホでも使えるようにしておくことでその真価を発揮すると言っても過言ではないので、「同期」を開いて同期するクラウドを設定しておきましょう。
ぼくはiPhoneを使っていることもあってiCloudを設定しましたが、アンドロイドの方は「Google Drive」や「Dropbox」を使えばいいでしょう。
続いて「ブラウザー」を選択し、普段使用しているブラウザの拡張機能をインストールしておくと便利です。「ブラウザ拡張をインストールする」をクリックすると以下のようなページが開くので簡単にインストールできます。
その後以下のように設定しておきましょう。
スマホでEnpassを便利に使う方法【スマホアプリは有料】
スマホアプリ『Enpass』の設定方法も紹介しておきます。
まずはスマホアプリをダウンロードしましょう。PC版は無料ですが、スマホアプリは有料です。
ダウンロード後『Enpass』を開くと以下のような画面になるので「設定(歯車マーク)」を開きます。
続いて「同期」を選択し、PCで設定したクラウドを選びます(ぼくはiCloudを使用)。
続いて再度「設定」から「セキュリティ」を選択して「PINコード」もしくは「Touch ID」を選択しておくとログイン時に手間がかからないのでおすすめです。
パスワード管理アプリは「Enpass」を。シンプルで使いやすくておすすめ
こんな感じでパスワード管理アプリ『Enpass』を紹介してみました。パスワード管理アプリといえば、有名なのは『1Password』ですが、現在は買い切り版がなくなりサブディスクリプションのみとなってしまいました。
『Enpass』なら『1Password』とそう変わらない機能を備えながら、スマホアプリ版のみの購入で気軽に使えます。
ぼくもPC版とスマホアプリ版を両方同時に使い始めて数ヶ月が経過していますが、全く不満なく使うことができています。
ネット上でなんでもできて便利な世の中になった反面、自分の身は自分で守らなければなりませんから、そういった意味でもパスワード管理アプリはもはや必須でしょう。パスワード管理アプリを探している方にはぜひ『Enpass』がおすすめなので、まずはPC版から試してみましょう。
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