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Razer「Huntsman TE」レビュー。とにかく軽いキータッチで、長時間のタイピングに最適

本日は当ブログ「むぎろぐ」をお読み頂きありがとうございます。
どうも、むぎ(@mugiblog)です。

とにかく軽い、キータッチを求めて。

少し前に「カメラやガジェットのレンタルサービス「Rentio」でゲーミングキーボードをレンタルしたはなし」という記事を書きました。

レンタルという形ではあるのですが、2週間ほど Razer の「Huntsman Tournament Edition」というキーボードを使うことができたので備忘録的な意味も兼ねて記事にして紹介しておきます。

ちなみに僕はゲームをしないので、ブロガー目線で紹介していくため、ご了承を。

Razer「Huntsman TE」のGoodポイント、Badポイント
  • 日本では選択肢の少ない US配列のキーボード
  • ゲーミングキーボードとして必要にして十分な機能を備えていながらも、比較的コンパクトなサイズ感
  • とはいえデスク上に置いても不安定感はなく、耐久性にも信頼が置けそう
  • 高速なタイピングを可能にする独自の「リニア・オプティカルスイッチ」でブログの執筆が快適に
  • 汎用性の高い USB Type-C ケーブルで Mac に接続できる
  • 有線接続のみなので、取り回しはしづらい
  • 反応が良すぎて慣れるのに時間がかかる
  • 打鍵感は好みが分かれそうだけど、タイピング時の金属音が気になるかも

本命のキーボードの「繋ぎ」として、Razer「Huntsman TE」をレンタルしました

今回 Razer のゲーミングキーボード「Huntsman TE」をレンタルした理由は以下になります。

Huntsman TE をレンタルした理由
  • 本命のキーボードが届くまでの「繋ぎ」がほしかった
  • 一度ゲーミングキーボードを使ってみたかった
  • 某散財系YouTuberの動画を見て、とにかく軽いキータッチのこのキーボードが気になっていた

本命のキーボードが届くまでの「繋ぎ」がほしかった

実は今回レンタルした「Huntsman TE」ですが、少し前に購入した Keychron というメーカーの「K2」というメカニカルキーボードが届くまでの「繋ぎ」としてレンタルしました。

このあと詳しく紹介していきますが、実はこのキーボード、「K2」とどちらを購入するか最後まで迷った製品。

最終的に選んだのは「K2」になったわけですが、日本の Amazonでは購入できず、海外から取り寄せるしか手段がなかったため注文して到着するまで数週間かかりました。

とはいえ、届くまでにただ待ち続けるのもなんだかなぁと。「どうせ悩んだ製品だし、一度使ってみたい」というよくわからない理屈をつけたら最後、あっという間に「Huntsman TE」が自宅に届いていたというわけです。

一度ゲーミングキーボードを使ってみたかった

偏った意見になってしまうかもしれないのですが、PC業界の最先端は「ゲーム」にあると思っています。

クオリティの高い画像や映像を処理するためにはそれなりの GPU が必要になってくるし、多くの YouTuber たちが MacBook から負荷の重いゲームも快適にできるハイスペックな自作PCに移行していることからも、明らかでしょう。

というわけで「ゲームに最適化されているデバイスを一度使ってみたかった」というのがこの度「Huntsman TE」をレンタルした理由のひとつ。

某散財系YouTuberの動画を見て、とにかく軽いキータッチのこのキーボードが気になっていた

決め手となったのが最近何かと話題の散財系 YouTuber「drikin」氏がこのキーボードを使っているという点。

本製品だけにフォーカスを当てているレビュー動画の投稿はなかったのですが、個人的にこの方が使っているデバイスには信頼感があるので購入を検討。

結果的に購入したキーボード「K2」と比較すると価格が割高になってしまったりBluetooth ではなく有線接続である点、またキー配列が Mac用ではない点などを考慮して購入は見送りになりました。

とはいえ「一度は使ってみたい」という気持ちを抑えることもできず前述したとおり「K2」が届くまでに時間がかかるという理由でこの度レンタルしてみることに。

Razer「Huntsman TE」の使用感などをざっくりとレビュー

購入したわけではないので使い込めていないのですが、せっかくなのでざっくりと使用感などを紹介しておこうかと。

Razer「Huntsman TE」のGoodポイント、Badポイント
  • 日本では選択肢の少ない US配列のキーボード
  • ゲーミングキーボードとして必要にして十分な機能を備えていながらも、比較的コンパクトなサイズ感
  • とはいえデスク上に置いても不安定感はなく、耐久性にも信頼が置けそう
  • 高速なタイピングを可能にする独自の「リニア・オプティカルスイッチ」でブログの執筆が快適に
  • 汎用性の高い USB Type-C ケーブルで Mac に接続できる
  • 有線接続のみなので、取り回しはしづらい
  • 反応が良すぎて慣れるのに時間がかかる
  • 打鍵感は好みが分かれそうだけど、タイピング時の金属音が気になるかも

日本では選択肢の少ない US配列のキーボード

日本で購入できるキーボードとしては、 US配列が選べる製品は選択肢が多くありません。

僕は US配列のキーボードに慣れてしまっているので、ここは外せない重要なポイントなのですが、このキーボードは US配列だけしか選べません。

人によってはマイナスポイントになりそうなところですが、個人的にはこの割り切りはグッドポイント。デザイン的にも US配列の方がすっきりとしていて好みです。

ゲーミングキーボードとして必要にして十分な機能を備えていながらも、比較的コンパクトなサイズ感

ゲームで頻繁に使うキーを既存の配列で使いやすくカスタマイズできる機能など、ゲーミングキーボードとしては必要にして十分すぎるほどの機能を備えている本製品。

Razer の製品ということで独自のクラウドサービス「Synapse」が使えるところも魅力のひとつですが、このキーボードの魅力はこの手のキーボードの中では「軽い」という点。

大きさは一般的な有線接続でテンキーレスのキーボードと対して変わりはないのですが、重さ約696gというのは決して重たくはない部類に入ります。

とはいえキータイプ時の不安定感はなく、耐久性にも信頼が置けそう

とはいっても数千、数万という文字のタイピングをしても不安定感はありません。

キーボード自体が軽すぎるとキータイプ時にずれてしまって文字を打ちづらく感じてしまうこともあるのですが、このキーボードにはそれが全くといっていいほどありません。

外出先に持ち運ぶのには躊躇してしまうサイズ感ではあるのですが、自宅内でラップトップと一緒に持ち運んでデスクの上で使うのには「ちょうどよい」サイズ感だといえます。

また、アルミニウムでできたプレートや印字の消えないキーも魅力的で、耐久性にはかなり信頼感が置けそうです(公式では1億回のキーストロークに耐えることができると謳っている)。

特に、MacBook のキーボードやその他のキーボードと比較するとキーの質感が素晴らしく、指にひっかかる感じがすることもなく、タイピング時にストレスを感じません。

高速なタイピングを可能にする独自の「リニア・オプティカルスイッチ」でブログの執筆が快適に

キーボードを選ぶ上で重要なのが、打鍵感。本製品は「リニア・オプティカルスイッチ」と呼ばれる独自のキースイッチを採用しているのも特徴のひとつ。

キーボードの打鍵感を決める「軸」でいう赤軸に近いイメージになるかと思うのですが、1.0mm とほんのわずかに触れるだけで入力されてしまうので、とにかく軽く、そして速く文字を入力できます。

軽すぎて最初はミスタイプを連発してしまうのですが、慣れればかなり快適。安いキーボードだと長時間タイピングをしていると腕や指が疲れてしまって耐えることができないのですが、本製品はそれを感じません。

HHKB の打鍵感のように「心地よい」と感じるものとはまた違った魅力を感じます。

汎用性の高い USB Type-C ケーブルで Mac に接続できる

キーボードとしての本来の性能とは直接的には関係ありませんが、USB Type-C ケーブル 1本で MacBook と接続できるのは個人的にかなり嬉しいポイント。

今どき USB Type-C 端子を搭載していないガジェットなんて使いたくないというのがガジェット好きブロガーの性なので、こればかりは仕方がありません。

有線接続のみなので、取り回しはしづらい

これに関連して、ここからはBadポイントもご紹介。本製品は有線接続のみなので、自宅外に持ち出して使うのは難しいのには注意が必要です。

もちろん、遅延がなかったりバッテリーの消費を気にしなくて良いといった有線接続ならではのメリットもあるのですが、デスク上がすっきりとしないのはデメリット。

実はこれが僕が本製品を購入しなかった理由のひとつ。Bluetooth接続の取り回しのしやすさを知ってしまってからはもう戻ることができません。

僕は同じデスクの上でもタイピングがしやすい位置にキーボードを動かして使うことが多いので、有線接続よりも Bluetooth接続の方が性に合っています(個人的にキーボードを好きな位置に動かせないのは人間工学的にも悪い気がする)。

キーの反応が良すぎて慣れるのに時間がかかる

これはメリットとの裏返しになってしまうのですが、このキーボード、とにかく打鍵感が軽い(というか軽すぎる)ので最初はミスタッチを連発します。

先に紹介したとおり、一度慣れれば疲れづらく、快適に感じるのですが慣れるまでに少し時間がかかるのは抑えておきたいポイント。

打鍵感は好みが分かれそうだけど、タイピング時の金属音は気になる人もいるかも

最後に打鍵感ですが、ブロガーのように長時間のタイピングをする人にとっては好みが分かれそう。

軽く、速く入力できるのは本製品の魅力のひとつですが、以前紹介したHHKBの「HYBRID Type-S」のようにタイピングをしていて「心地よい」と感じることはないです(あの打鍵感は唯一無二で最高だと思うけど、価格差もかなりあるし比較するのは酷な気もする)。

また、忘れてはならないのが、タイピング時の金属音。底打ち時に「カーン」という少し高い金属音が鳴るのが耳障りに感じてしまう人もいるかもしれません。

Razer「Huntsman TE」についてのまとめ

というわけで Razer社のゲーミングキーボード「Huntsman TE」を紹介してみました。

打鍵感は好みが分かれるところかと思いますが、独自のスイッチを採用しており、高速でかつ軽いタイピングが可能なところが特徴。

今回は Rentio というサービスでレンタルしてみたのですが、2週間でも1,500円ほどと安価に借りることができるので、気になる人はサイトをのぞいてみてはいかがでしょうか。

一応、Amazonのリンクも載せておきますね。

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  • この記事を書いた人

むぎ

アラサーのモノ大好きブロガー。 素人なりに写真を撮るのが好きで、カメラはSONYのα6300を使っています。

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