Amazonや楽天などのネットショッピングに限らず、リアルな店舗での日用品の買い物においても活躍してくれているデビッドカード。
クレジットカードの方が利用できるシチュエーションが多いのですが、翌月に指定した口座から引き落とされることになるのでタイムラグがあって精神衛生上よろしくない気がします。その点、銀行口座から直接引き落とされるデビットカードの方が使い勝手が良かったり。
住信SBIネット銀行をメインの銀行として利用していることもあり僕は「ミライノデビットカード」を利用しているのですが、Apple Payに対応しておらずスマホだけを持って決済することができないことに不満を感じていました。
面倒なイメージがあり先延ばしにしていたのですが色々と調べてみると気軽にできそうだったので取り入れてみることにしました。
「デビットカードをiPhoneで使いたい」を叶えてくれる。Kyashというサービス

Apple Payでデビットカードを使うためには対応しているデビットカードを使うのが最もシンプルでかつ現実的なのですが、登録できるカードの種類が限られており僕が使いたいミライノデビットカードは対応していません。
そうしたニッチな希望を叶えてくれるのが「Kyash」というサービス。
Kyashってどんなサービス?

Kyashは、アプリ上にプリペイドカードを発行してクレジットカードなどから残高にチャージしてVisa加盟店で使うことができるというものです。
- アプリ上にプリペイドカードを発行して日頃の買い物で利用できる
- プリペイドカードの残高には最大5枚までのクレジットカードもしくはデビットカードでチャージできる
- 任意でVisaのリアルカードを発行することができ、全国の加盟店で使うことができる
- プリペイドカードはApple Payに登録可能で、コンタクトレス決済ができる(QUICPay)
- Kyashで決済した金額に応じて、最大1%のポイントがたまる
- Kyashユーザー同士であれば送金ができる
- Kyashユーザー同士であれば共有の口座を作ることができる
Kyashってんなサービス?と聞かれたときにざっくりと答えるならこんな感じ。
「Kyash」の便利な使い方

実際に「むぎろぐ」管理人が便利だと感じた「Kyash」の使い方を紹介していきます。
残高にチャージできるクレジットカードには銀行口座はもちろん、デビットカードも登録できる

注目したいのは「Kyashの残高にチャージできるクレジットカードにはデビットカードを使うこともできる」のに加えて「プリペイドカードはApple Payに登録可能で、コンタクトレス決済ができる」というところ。
もちろん、残高に応じて自動的に入金することや毎月決まった日(1日とか)に自動で入金するよう設定しておくことも可能。
これによって僕が日常的に使いたい「ミライノデビットカード」をApple Payに登録することができます(実際に使ってみて気づいたのですが、ミライノデビットカードなどの口座に紐付いているデビットカードの場合は銀行口座から入金しても結果として変わらないので、口座からの入金でいい気がしてきました)。
ミニマルデザインのリアルカードもいざというときに便利

任意で発行することができるリアルカードも便利。
デザインがミニマルなのも嬉しいし「コンタクトレス決済には対応していなくてもクレジットカード決済には対応している」という店もあるためかなり活躍してくれています。
家族と共有する専用の口座を作ることができる


個人的に便利だと感じているのが「家族と共有できる専用の口座を作ることができる」ところ。
彼氏彼女や夫婦間で財布が別の場合、共通の口座や財布を用意することもあるかと思います。そうしたときに「毎月口座や財布に入金して、財布を持ち運ぶことが不便」だと感じている人は多いはず。
そうした人たちの不満を解決することができるのがこの機能。Kyashに専用の口座を作ってお互いが入金しておくだけで、それぞれのスマホやリアルカードで決済することができます。
PayPayなどのサービスでも各ユーザー間での送金は自由に行えますが、この機能のすごいところはお互いのスマホ(QUICPay)やKyashのリアルカードで決済することで(あらかじめ「支払口座」に設定しておく必要はある)共有の口座から引き落としされるところ。
共有口座に入金するためには一度個人口座を挟まないといけないところがすこしだけ面倒なのですが、
Apple Payにデビットカードを登録できる「Kyash」についてのまとめ

クレジットカードで日常的に支払いをしていると「翌月の支払いが怖い」といったことはよくある話。
口座からの入金はもちろん、デビットカードであれば決済時に口座から即引き落としされるので財布から払うのと同じ感覚で使うことができます。
僕の「これがApple Payでも使えれば便利なのになぁ」という希望を叶えてくれたのが今回紹介した「Kyash」というサービス。
しばらく使ってみて、共有口座が作れるだけでなく、それぞれのリアルカードで決済できるところも非常に便利で、これまでにありそうでなかったサービスだと感じています。
もし記事を読んで興味が出てきたという人はアプリ上で簡単に登録することができるのでチャレンジしてみてはいかがでしょうか。