本日は当ブログ「むぎろぐ」をお読み頂きありがとうございます。
どうも、むぎ(@mugiblog)です。
小学生の頃のことです。
自宅に帰ろうと自転車を走らせていたら、段差に気付かずに派手に転倒したことがあります。そのときに首を痛めてしまって以降、レントゲンで見てみると僕の首の骨は、普通の人よりも少し曲がっているそうです。
そのせいか普通の人よりも少し首が凝りやすいのですが、ブログの執筆や動画の視聴時にPCを見ている時間が長くなると、痛みを感じるほどになりました。
好きでやっていることなので我慢できないこともないのですが、2時間ほど集中して作業していると、さすがに限界。僕は 13インチ MacBook Pro をデスクの上に置いて作業しているのですが、ノートPCの構造上自然と目線が下がり、首が折れてしまいます。
そんな首の負担を軽減するために、僕が購入を検討していたのがノートPCの裏に貼り付けて目線を高くするスタンド。
いろいろと調べているうちに「これ良さそうだなぁ」と思えたのが、『Majextand』という製品。
製品を販売している KOPEK JAPAN さんに直接お願いしてみたところ、ありがたいことに提供していただき、これがまた良い製品だったので紹介しておこうかと。
自然と背筋を伸ばす、魔法の板。MacBook 用スタンド『Majextand』レビュー

こちらが今回紹介する『Majextand』。
ノートPC用のスタンドというジャンルの製品ですが、人間工学に基づいて作られており、MacBook のデザインを損なわずに目線を高くして首や腰の負担を軽減できる製品です。
価格は Amazon で6,350円と他の類似製品と比較すると高めですが、デザインや機能性、そして使用感を考慮すればむしろ安いくらい。
- 厚み:1.7mm サイズ:L 141mm x W 140mm
- 重量:約136g
- 高さ調整:6段階(7cm ~ 12cm)
- 素材:ステンレスティール、亜鉛合金、POM製の脚部
デザイン|ステンレス製の、一枚の板。MacBook に貼り付けても美しさを損なわない

まず目を引くのはやっぱり、デザインです。MacBook に貼り付けるスタンドですから、デザインを損なうダサいモノは使いたくないという人は多いはず。
見てもらえば納得していただけるかと思いますが、貼り付けて何もしない状態だと、ただのステンレス製の1枚の板。
カラーは5色展開で、どの MacBook に貼り付けても違和感のないカラーが用意されています。まさに MacBook のために作られたスタンド。僕は MacBook Pro のカラーに合わせてスペースグレー( Mac 風に言えばスペースグレイ)を選びました。
- スペースグレー
- シルバー
- ブラック
- ローズゴールド
- ゴールド
軽さや重さ|ステンレス製が実現した強度と、軽さ。薄さはなんと、100円玉硬貨と同じ。

ステンレスで作られたこの製品。デザイン性に優れているだけでなく、薄さと軽さ、強度にまで一役かってくれています。
実際に貼り付けても重さはほどんど感じませんし、薄さは100円玉硬貨と同じ(1.7mm)。通常は薄い1枚の平らな板でしかないので、以前から使用していた薄型のスリーブケースに収納する際にも全く問題ないのは嬉しいポイントです。
また、ステンレス製のため強度も期待できそうです。この記事を執筆するまでに2週間程度使っていますが、僕の MacBook をしっかりと支えてくれています。
とはいえ耐久性に関しては長く使ってみないと分からないことでもあるため、しばらく使ってみて異常があればまた記事にしようかと思います。
『Majextand』を 13インチ MacBook Pro に貼り付けてみる
貼り付ける手順は単純で、かつ簡単です。


アルコールで MacBook の底面を拭いて、乾いたら両面テープの付いた本体を貼り付けるだけ。

底面奥側ギリギリに貼り付けるとスタンドを引き上げたときに安定します(ゴム足部分の先端を目印にすると良いかも)。
ちなみに、一応予備の両面テープが付属していますが、一度貼り付けると外すのが大変なだけでなく『Majextand』本体が曲がりそうで不安になるので貼り付けるときはよく位置を確認して行うことをおすすめします(僕は一度位置を失敗して貼り直しました)。
スタンドを引き出していない、1枚の板の状態でPCをデスクなどに設置する際にPC本体が浮いてしまわないよう、ゴム足も付属しています。

この製品は MacBook の角度をかなり急に設定できるという特性上、滑り止め的な意味でもゴム足は必須です。

貼り付けが終了するとこんな感じ。微妙にMacBook の端と平行になっていない気もするのですけれど、今の所支障なく使えています(本当は貼り直したいけど、もう予備の両面テープがないのと、曲がってしまいそうで怖い)。
『Majextand』をしばらく使ってみた感想など

操作性|指で引き出せるスタンド。高さは6段階まで調節可能

操作性は指で引き出すだけなのでかなり簡単で、よく考えられているなぁという印象。
上下に収納されているスタンドをこんな感じで引き上げます。「ん?全然安定しないんだけど」という人は下側のスタンドを引き上げた状態で上側のスタンドを調節するとPCが安定します。
下側のスタンドを引き上げただけでもかなり画面が上がっている印象になるはずなので、まずはこの状態で慣れてから徐々に上側のスタンドで調節することをおすすめします。


ちなみに、折りたたむときにはサイドに出ているスタンドの端の部分を挟むようにつまむだけ。するりと板が収納されていくのですが、このギミック感がまた機械好きな男心をくすぐってくれて癖になります。
スタンドの高さ|画面の高さがほぼ目線の高さまで。動画の視聴時に最適

先ほども少し触れましたが、下側のスタンドを引き出して一段挙げただけでもかなりの角度がつき、画面が上がります。
慣れるまで少し時間がかかるかもしれませんが、慣れてしまえば3段くらいまでスタンドを引き上げた状態でもキーボードは快適に打てます。これ以上引き上げてしまうと打ちづらくなってしまうだけでなく手首が曲がって負担になるので作業をするならこの程度が限界かと。

最大までスタンドを引き上げた状態だとこんな感じでモニターアームを装着してるんじゃないかってくらい画面が上がります。さすがに作業をするのは難しいのですが、目線と画面がほぼ平行になるため、動画の視聴に最適。

この製品のおかげで、以前よりも Amazon Prime ビデオや Youtube などの視聴が捗るようになってしまいました。
また、スタンドの高さが上がることで得られるのは首や腰への負担の軽減だけでなく、デスクと本体の底面が離れることで PC 本体の排熱にも一役買ってくれます。
製品とノート PC を接着する両面テープも熱に強いものになっているため、すぐに剥がれるといったこともなく安心です。
使用感|すぐに実感することはできないけど、人間工学設計の恩恵か、作業時の首への負担が軽くなった気がする

スタンドを引き上げて画面を高くすると、自然と背筋が伸びて、首や腰が曲がった状態で作業するのを防いでくれます。
最初はキーボードに傾斜がつくことで「なんか打ちづらいなぁ」と違和感を感じていましたが、しばらく使っていると慣れるもの。
疲れづらくなったなぁと、意識して感じることはなかなか難しいのかもしれませんが、作業するときにスタンドを引き上げた状態でないと落ち着かなくなってしまったことから、意識せずとも身体が楽なのを感じているためだと、僕は思います。
意識せずとも自然に、ぴしっと背筋を伸ばして、首や腰への負担を軽減してくれる。『Majextand』は、そんな製品です。
『Majextand』は自然と背筋を伸ばしてくれる、魔法の板。MacBook ユーザーにおすすめ

こんな感じで KOPEK JAPAN のノートPC スタンド『Majextand』を紹介してみました。
MacBook の美しい外観を損なわないデザインと、引き上げ式のスタンドで自然と背筋を伸ばして作業中の首や腰への負担を軽減してくれる1枚の板。
他の類似製品と比較するとやや高価ではあるものの、この製品は「自分の身体に対する負担の軽減」という、いわば未来への投資。
そう考えれば決して高くはない製品です。一度使ってみるとその良さがわかるはずなので、気になる人はぜひチェックしてみましょう。