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Xiaomi「Mi SmartBand 4」レビュー。4,000円以下で買えるコスパ抜群のスマートウォッチ

本日は当ブログ「むぎろぐ」をお読み頂きありがとうございます。
どうも、むぎ(@mugiblog)です。

ずっと気になってはいたものの「買っても使わないのでは?」という疑問があって購入を躊躇していたスマートウォッチ。

決済機能を搭載していて、かつデザイン的にも気に入って使えそうなものといえば日本では「Apple Watch」くらいしか選択肢がないのですが、残念ながら僕は Androidユーザー。

この先 iPhone に乗り換えるにしても、試しに使ってみて「果たして僕の生活にスマートウォッチは必要か?」ということを検証してみたい。

というわけで価格も安くて必要にして十分な機能を備えたスマートウォッチを購入してみたのでブログでも紹介しておこうかと。

4,000円以下で買えるスマートウォッチ。Xiaomi「Mi SmartBand 4」

この度購入したのが Xiaomi社から販売している「Mi SmartBand 4」というスマートウォッチ。

4,000円以下と安く購入できるだけでなく、スマホと接続すれば LINE や Googleカレンダーの通知、睡眠状況の確認までできてしまうなど、機能面でも充実しているところが特徴。

Amazon で「スマートウォッチ」と検索すると同価格帯の製品がたくさん出てくるのですが、中華製で信頼のおけるメーカーでかつ、日本語に対応しているものとなると選択肢はたぶん本製品くらい。

ちなみに Amazon で検索すると海外版も出てきてそっちの方が少し安いのですが、せっかくなので日本版を購入しましょう。

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Xiaomi「Mi SmartBand 4」を使ってみた感想

購入して 3週間くらい使ってみたので、使用感などを紹介していきます。

デザインはやや安っぽいけど、ディスプレイはかなり綺麗で、バッテリーの持ちも良い

デザインは少し安っぽい印象を受けますが、ランニングや水泳にも使える防水性能を備えているためアウトドア向けだと思えばギリギリ許容範囲といった感じ。

バンドも G SHOCK などに装着されている汚れてもそのまま洗えそうな素材(おそらくエストラマー製)で、ビジネスなど服装に気を遣う用途としては使いづらいかもしれません。

ディスプレイはフルカラーの有機EL(AMO LED)製。0.95インチという小さなサイズのためか、余計に綺麗に感じます。

ちなみに、充電は付属の本製品専用のものを使います(画像を参照)。わざわざバンドから外して充電しないといけないのは面倒ですが、Apple Watch のように毎日もしくは数日おきに充電する必要はなく、3週間くらいは余裕で使えるので頻度としては多くないので許容範囲といった感じ。

なお、ウォッチフェイス(壁紙)もアプリを介して変更可能。かわいい系のものからシンプルなものまで選べるのも嬉しいですね。

Mi SmartBand 4 でできること。操作性は自然で分かりやすい

外観について紹介したところで、Mi SmartBand 4 でできることを紹介していきます。

「Mi SmartBand 4」でできること
  • 単体でアラームやタイマー、心拍数の確認などができる
  • 装着しているだけでスマホのロック解除ができる
  • LINEやTwitter、Googleカレンダーなどいろんなアプリの通知が確認できる
  • 接続しているスマホの音楽プレイヤーとして使える
  • 長時間座って作業していると通知してくれる
  • ウォーキングやランニングなどアクティビティ状況の追跡
  • 睡眠状況の追跡

スマートウォッチといえば時計としての機能以外には「LINEやTwitter、メールの通知が確認できる」というイメージがあるかもしれません。

基本的にはその通りなのですが、ここでは生活に関わる部分でちょっと便利に使える機能と設定方法を紹介しておきます。

ちなみに、本製品の設定は本体でできることもありますが、基本的にはスマホから行った方が便利。購入したらまずはスマホアプリをダウンロードしておきましょう。

アラームやタイマーをバイブレーションで通知

スマホと接続していなくても、アラームやタイマーを単体で使えるのですが、特に便利だと感じたのが事前に設定しておくと「毎日、もしくは平日のみ特定の時間にバイブレーションで知らせてくれる」という機能。

睡眠状況の追跡ができる Mi SmartBand ですが、せっかくなので「毎朝7時に起こしてほしい」といったアラーム的な使い方ができます。

最近は「デジタルデトックス」という言葉もあるくらいですから「ベッドにスマホを持ち込まずに、スマートウォッチだけを腕に装着して寝る」といった使い方も可能です。

設定方法としては、スマホアプリの「アラーム」というところから可能。編集すれば「月曜と水曜の7時だけ」といった感じで特定の曜日と時間に設定することもできます。

装着しているだけでスマホのロック解除ができる(Androidスマホのみ)

マスクを装着する機会が多いこの時期にありがたいのがこの機能。Androidスマホ限定の機能なのですが、Mi Band を装着していれば生体認証やパスコードを使わずにロックを解除することができます。

設定方法としては「設定」から「セキュリティ」「Smart Lock」と進んでいくと以下の画面になるので「信頼できるデバイス」に「Mi SmartBand 4」を追加するだけ。

知らない人も多そうですが、地味に便利な機能なので購入時にはぜひ設定しておくことをおすすめします。

電話はもちろん、LINEやTwitter、Googleカレンダーなどいろんなアプリの通知が確認できる

この機能のために購入する人多いと思うので敢えて紹介する必要もないのかもしれませんが、工夫すればもっと便利に使えそうだと感じたので紹介。

Mi Band はアプリでどのアプリの通知を行うのかという設定ができるのですが、ここで設定しておくと便利なのが Googleカレンダーや MicroSoft ToDo の通知を許可しておくこと。

この設定をしておけば、スマホだけでなく Mi Band にも通知がくるようになるので細かい用事を忘れずに済みます。大本のアプリで時間毎に設定しておく必要があるのは面倒だと感じる人もあるかもしれませんが、手帳に書くのと手間としては変わりないですからね。

接続しているスマホの音楽プレイヤーとして使える

僕の場合はそれほど使用機会が多いわけではないのですが、歩いて移動する機会が多い人に便利なのがこの機能。

機能は限定的ですが、曲送りや音量の調整がわざわざスマホを出さずに手元で操作できます(YouTube や Spotify などでも使える)。

普段かばんの中にスマホを入れている機会が多い女性などはかなり便利に使えるはず。

長時間座って作業していると通知してくれる

自宅で作業をする機会が多い人にとって便利な機能も搭載されているのでご紹介。

1時間座った状態で作業をしていると、バイブレーションで通知してくれます。それだけでなく「21時以降は通知しないでね」といった設定も可能です。

睡眠状況の追跡

体重は適当です...
寝すぎな気がする...

1日のうち3分の1を占めるのが睡眠だということを考えれば、質の良い睡眠はやっぱり大事だと思います。

睡眠には「浅い眠り」と「深い眠り」が存在し、そのトラッキングを気軽に行ってくれるアプリやデバイスが最近注目されている気がします。

Mi Band は睡眠状況のトラッキングを行ってくれるだけでなく、平均的にみて「自分の睡眠の質が高いのか、低いのか」といったことを可視化してくれます。

日々の睡眠状況を知ることで、対策は人それぞれですが「今日は少し早く寝ようかな」とか「お風呂にゆっくりつかって寝るようにしようかな」といった感じで生活にちょっとした工夫ができるようになります。

実際に使ってみて感じたこと

毎日装着しているとそれが当たり前になってしまって意識するのが難しいのですが、それは悪いことではなく、それだけデバイスが自然に自分の生活に馴染んでいるということ。

ただ、はっきりと実感しているのが「スマホを見る時間が減った」ということ。絶対に知りたいアプリの通知だけを Mi Band で許可しておけば「暇さえあればスマホを見る」といったこともなくなります。

バイブレーションとともにこんな感じで通知がきます

個人的には Todoリストの通知が手元で見れるようになったのが大きくて「スマホの通知を見たついでにTwitterを見る」といった無駄な動きがなくなったので作業が捗るようになりました(完全に僕自身の意識の弱さが問題ですが)。

たまにアプリを見ると睡眠状況がトラッキングされているので「最近眠りが浅いなぁ」といったことが分かるのも便利だし、スマホのロック解除が生体認証不要でできるのも便利。僕の場合は Pixel 3 を使っているため指紋認証なのでマスクをしていても問題ないのですが、顔認証のスマホを使っている人は特に恩恵を感じることができるはず。


強いて欠点を挙げるなら、決済機能とデザイン。

FOSSIL」公式サイトより引用

デザインでいうと職種にもよりますがビジネス用途にはどうしても向いていないように感じます(フォーマルな服装を求めない職種の人には雑に扱えるので逆におすすめかも)。個人的に『FOSSIL』の製品なんかはおしゃれだなぁと思っているのですが、価格が高くなってしまうのが悩みどころ。

決済機能については Androidスマホのユーザーにとっては選択肢がほとんどありません。

Garmin」公式サイトより引用

つい先日『Garmin』社のスマートウォッチが Suica に対応したばかりですが、そうした機能が Mi Band のような格安スマートウォッチにも今後対応してくれることを期待したいところ。

とはいえ、4,000円を切っているという価格を考えれば、総合的にみて満足。日本語にきちんと対応しているし、機能は必要にして十分。よくできたウェアラブルデバイスだなぁというのが正直な感想です。

Xiaomi「Mi SmartBand 4」についてのまとめ

というわけで Xiaomi のウェアラブルデバイス「Mi SmartBand 4」を使ってみた感想を紹介してみました。

決済機能がない点やデザイン面で不満がないといえば嘘になってしまいますが、ここが気になる人は現状では Apple Watch を使うくらいしか実質的な選択肢がないのも事実。

とはいえ、4,000円以下という価格を踏まえればその他の機能に関してはまったく不満なく使えているので「スマートウォッチ、気になっているからちょっと試してみたい」という人にはかなりおすすめ。

気になっている人はぜひ Amazon の製品ページをのぞいてみてください。

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  • この記事を書いた人

むぎ

アラサーのモノ大好きブロガー。 素人なりに写真を撮るのが好きで、カメラはSONYのα6300を使っています。

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