本日は当ブログ「むぎろぐ」をお読み頂きありがとうございます。
どうも、むぎ(@mugiblog)です。
外出先や旅先で、コンパクトに、でも大きな安心を持ち歩く。
ただ単にスマホや USB-C ポートでの充電に対応した PC の充電をしたいだけなら、今回紹介する商品よりもコンパクトなモバイルバッテリーは存在します。
しかし、これまでの製品は出力が 30W までのモノが多く、それでは 12インチ MacBook を充電することはできても、13インチ、15インチのMacBook pro を充電するのに充分なパワーは持ち合わせていませんでした。
一応、モバイルバッテリー界隈で有名なメーカーから MacBook pro の充電にも対応した高出力なモバイルバッテリーが出てはいるものの、いまいちピンと来ずに購入を見送っていました。
そんな僕がいつものように Twitter を眺めていたところ、クラウドファウンディングサイト Makuake から僕の理想のモバイルバッテリーがタイムラインに流れてきました。
それが今回紹介する Earth ship 社のプロジェクト Less is more の商品『Mighty 100』。タイムラインに流れてきてすぐに「これだ!」とピンときました。
メーカーさんにお願いしたところ、ありがたいことに試作機を提供して頂いたので紹介していくことにします。
[alert title="注意"]今回提供していただいた商品は試作機になりますので、支援した後で実際に届く商品とは若干異なる部分もあるかもしれません。ご了承ください。[/alert]
[note title="Makuake で『Mighty 100』をチェック"]
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100W と高出力でスマホから MacBook pro 15インチまで。モバイルバッテリー『Mighty 100』レビュー
こちらが今回提供して頂いた Earth ship 社Less is more のモバイルバッテリー『Mighty 100』。
Apple 純正品なんじゃないかと思うほど、無駄のないシンプルなアルミの美しいデザイン。
27000mAh と大容量なことに加えて、100Wと高出力で充電することが可能な点が特徴のモバイルバッテリーです。
従来のモバイルバッテリーでは 12インチ MacBook の充電が限界なモノが多い中、100W と高出力なおかげで MacBook pro 15インチまで充電できてしまうのがすごいところ。
さらに MacBook pro などの充電に使用する USB-C Power delivery 対応のポートが搭載されているので、この他に持っていく必要があるのはケーブル1本だけ。少しでも荷物を減らしたい人にうってつけです。
Less is more 『Mighty 100』のサイズ感や重量など
大容量で高出力なモバイルバッテリーとなると、やはり気になってくるのがサイズ感や重さ。
MacBook pro 13インチと並べてみるとこんな感じ。厚さは少し気になるのですけれど、バックパックなどのカバンに入れておく分には問題なさそう。
重さは 620g と、 500ml の飲料よりも少し重たい感じ。比べると本体が小さいので持った感じはそこまでの差は感じません。
この程度の重さなら電車や飛行機などで移動する旅先だけでなく、カフェで長時間作業したいときにも持っていけるはず。
USB-Cポート2つ、USBポート1つを搭載。気になる本体の充電速度など
充電ポートはこんな感じ。左から充電用のUSB-C ポート(60W)、USB-Aポート(18W)、本体への給電と充電両方に対応したUSB-Cポート(100W)。
MacBook pro 13インチが 61W 、15インチが 87W 充電に必要なので、充分過ぎるほどのパワーを備えていることが分かるはず。
ちなみに真ん中の USB-A ポートは 18W までなので、スマホの充電にぴったり。
一番左で2018年発売の新型 iPad Pro ( USB-C ポート搭載)、真ん中でiPhone、最も高出力な右側で MacBook pro といった感じで、最大3台のデバイスを充電できるのは『Mighty 100』ならでは。
一泊二日程度の旅行ならこれ1台とケーブルをバックパックに忍ばせておけば別途充電器は必要ないかもしれません。
バッテリーの充電時間は 100W の充電器なら1時間程度。大容量のモバイルバッテリーだから、充電もかなり時間がかかるのでは?と身構えていたのですけれど、ここまで短時間で充電できるのは嬉しい。
とはいえ、100W の充電器ってあまり一般的ではないので、少し時間がかかるのですけれど、僕は MacBook Pro の充電器で充電。この手のモバイルバッテリーは通常「夜寝る前にケーブルに挿して充電」というのが一般的だと思うのでそこも大した問題ではないはずです。
さらに『Mighty 100』はパススルー充電にも対応しており、本体を充電しながらでも各デバイスを充電できるので、寝ている間に本体を含めて全て充電、といったことも可能です。
Less is more 『Mighty 100』を使って実際に充電してみる
ここからは実際に『Mighty 100』を使ってみた使用感などを紹介。
僕は残念ながら iPad Pro を持っていないので、今回は MacBook pro 13インチ とiPhone XS を充電してみました。
61Wと 7.5W なので、右側と真ん中のポートを使用。どちらも余裕があるのでもちろん充電可能。
MacBook pro 13インチなら左側のポートでも負荷の高い作業をしなければ充電は可能ですけれど、あえて右側を使わない意味もないかな、という感じ。
ちなみに USB-A ポートは「Quick Charge 3.0(QC 3.0)」に対応しているため、スマートフォンも高速充電が可能です。
少し分かりづらいかもしれませんが、充電中はこんな感じで青くランプが光るので一目瞭然。
MacBook pro 13インチ でやや負荷をかけながら充電してみる
少しここで実験してみます。MacBook pro 13インチで「YouTube で動画を視聴しながらブログを書く」という少し負荷のかかる作業をしながら充電。
少し重たい作業ながら、時間が経つにつれてしっかりと充電してくれました。
通常のモバイルバッテリーは「複数のポート全体で◯◯W」といった感じのモノも少なくないのですけれど、『Mighty 100』の USB-C ポートは単一で 100W の出力に対応している点も地味に嬉しい。
ちなみに27000mAh という大容量も魅力的なのですけれど、これは機内に持ち込める最大の容量。ユーザーのニーズを叶えつつ、ここまでコンパクトな大きさ、重さに抑えたのは本当に企業努力を感じます。
まとめ
こんな感じでモバイルバッテリー『Mighty 100』を紹介してみました。
ここまで大容量かつ高出力で、620gという重さと絶妙なサイズ感、そして Apple 製品にマッチする美しいデザインのモバイルバッテリーは「ありそうでなかった」端末。
これでもし AC充電 対応なら文句ないのですけれど、そこに対応させると端末が大きくなってしまう可能性もあるので悩ましいところ(技術的なところは詳しくないので、もしかしたら同じサイズ感で可能?)。
少しニッチに感じる製品ではあるのですけれど、数日使ってみた感想としてはとても便利。旅に行かなくても、自宅でのコンセントからの充電だと煩わしい PC 作業も『Mighty 100』があれば机の上だけで完結します。
Earth ship 社の『Mighty 100』はクラウドファウンディングのサイト Makuake で支援受付中。
すでに目標金額は達成しているようですが、1月末までなら支援可能なので興味がある人はぜひチェックしてみましょう。
[note title="Makuake で『Mighty 100』をチェック"]
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