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はじめての空気伝導ワイヤレスイヤホン。『Mu6 Ring』レビュー【PR】

骨伝導とは違ったアプローチーー。

音質にこだわりがなければ『AirPods Pro』を購入しておけば後悔は少ない。ワイヤレスイヤホンを購入するうえで選択肢に迷っている人がいれば、おそらく私はこのように答えるでしょう。

とはいっても、他のイヤホンも試してみたいと思ってしまうのがガジェット好きの性かもしれない。ありがたいことにメーカーさんから「うちの製品、紹介してもらえませんか?」と提供していただいた空気伝導ワイヤレスイヤホン。

試してみるとなかなか面白い製品だと感じたので紹介してみようかと。

「骨伝導」じゃない、「空気伝導式」のワイヤレスイヤホン。『Mu6 Ring』

今回提供していただいたのが GenHigh という中華系のメーカーから販売されている『Mu6 Ring』というワイヤレスイヤホン。耳馴染みのある「骨伝導」式とは違い「空気伝導」式のワイヤレスイヤホン。

骨伝導式と空気伝導式の共通しているところ・違うところ
  • 開放感のあるオープンイヤー型のウェアラブルデバイスであるところは同じ
  • 音漏れの小ささや音質は骨伝導式の方が良さそう
  • 装着感はやや異なり、空気伝導式の方が圧迫感が少ない
  • 骨伝導式よりも空気伝導式の方が安い
ちょっとみづらいかもしれないが、このようにスピーカーが備わっている

骨伝導は耳周辺の骨を振動させて音を伝え、空気伝導は耳周辺の空気を振動させて音を伝える仕組み。どちらも耳を塞がず周囲の音が聴こえて耳が疲れづらいという利点があります。

空気伝導式はその名のとおり空気を介して音を伝えるため骨伝導式と比較すると音漏れは普通にあるし音質も良いとは言えません。平たくいえば「耳にかけるスピーカー」のようなイメージ。

最近では骨伝導のイヤホンも軽く装着感がよいものも増えてきているみたいですが、一般的には空気伝導式のイヤホンの方が軽く、疲れづらい装着感です。また、コスパは空気電動式のものが良さそう(『Mu6 Ring』は約8,500円)。

空気伝導ワイヤレスイヤホン『Mu6 Ring』を使ってみた感想など

というわけでデザインや使ってみた感想なども紹介していきたい。

『Mu6 Ring』を使ってみた感想
  • 外観はシンプルだけど高級感はない。2種類の装着方法と、物理ボタンを使った操作性は良い
  • 軽く、長時間装着していても疲れづらい。使わないときは首にかけておけるのが便利
  • 音漏れは思っていたよりも気にならないが音質はやっぱりチープ
  • 防水ではないため、激しい運動時や悪天候時に使うのには不向き
  • 充電がいまさらmicro-USB端子なのは残念
プラスチック素材でシンプルなデザインだが、多少曲げても壊れることなく丈夫

まずはデザイン面。色はダークブルーとレッドというラインナップで、シンプルな見た目だけど高級感はありません。

耳にかける部分は「カチッ、カチッ......」と11段階に調整可能。
2種類の装着方法。耳にかけた方が安定感がある

装着はヘアバンドのように装着する方法と耳にかける方法がありますが、個人的には耳にかける方法が安定感あっておすすめ。多少頭を振ったくらいでは落下の心配はないけど、激しい運動には不向きといったイメージ(体感的には軽いランニングくらいなら大丈夫)。

音量や電源は物理ボタンでコントロール。ペアリングは電源ボタン長押しで行える

音量や電源、ペアリングは物理ボタンで操作します。個人的にタッチやスワイプ式は製品によっては誤操作しやすいので潔くて好き。慣れれば快適に操作できます。

強くホールドするわけではない反面、長時間の使用には向いています。メガネ型のウェアラブルデバイスも試したことがありますが、こちらの方が圧迫感が少なく頭が痛くなったりといったこともありません。

意外と気にならない音漏れ。こればかりは使ってみないとわからないかもしれないが。

気になる音漏れや音質に関してはやはり空気電動式。静かな場所だと音量を上げれば周囲に気を使いそうですが、周囲がざわついている場所(電車の中やカフェなど)では気にならないレベル。有線のものやインイヤー型のワイヤレスイヤホンと比較すると音質もチープです(逆に言えば疲れづらいとも言える)。

ここが残念、充電はmicro-USBポートで。

ウェアラブルデバイスというだけあって防水っぽい見た目ですが、残念ながら非対応。いまどき USB Type-C ではなく micro-USB での充電なのももったいないところ。

使っていて一番驚いたのがマルチポイントに対応しているところかも...

音楽を聴きながら作業をしていて気づいたのですがこの『Mu6 Ring』、地味にマルチポイントに対応しています。SwitchとMacといった感じで、複数のデバイスにペアリングできるのはとても便利で、この価格帯のイヤホンではまず対応していないのでこれだけでもコスパ高いかも。

空気伝導ワイヤレスイヤホン『Mu6 Ring』についてのまとめ

というわけで空気伝導ワイヤレスイヤホン『Mu6 Ring』を使ってみたので紹介してみました。

音質や音漏れといった欠点もありますが、軽い装着感は長時間の電話やビデオ会議でも圧迫感がなく疲れづらいといった利点もあります。

また、骨伝導式のイヤホンと比較するとコスパが高いのも魅力のひとつ。気になった方は購入を検討してみてはいかがでしょうか。

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  • この記事を書いた人

むぎ

アラサーのモノ大好きブロガー。 素人なりに写真を撮るのが好きで、カメラはSONYのα6300を使っています。

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