本日は当ブログ「むぎろぐ」をお読み頂きありがとうございます。
どうも、むぎ(@mugiblog)です。
名刺入れのようなコンパクトな財布と、スマホ。車で丸1日出掛けるくらいならこれだけ持っておけば困ることはありません。行く場所や気分によってはカメラとか MacBook とか、イヤホンを持っていくことも。
短時間なら不要なことも多いのですけれど、いざというときのためにあると安心なのがガジェット類を充電するモバイルバッテリー。Amazon で色々と探していたのですが、 USB-C ケーブル1本で充電できる製品でかつ信頼感のあるメーカーのモバイルバッテリーは意外と少ないのです。
ブログのネタ的には変わり種の製品を選んでも面白いのかもしれませんが、最終的に選んだのはやっぱり、信頼感のあるメーカーの製品でした。
僕がモバイルバッテリーに求める条件とか、買った理由とか

何でもよかったというわけではなくて、僕がモバイルバッテリーを購入する上で外せない条件がいくつかありました。
- USB-C での入出力が可能である
- Pixel 3 が最低2回は満充電できる
- 小型で軽量である
僕はメインのスマートフォンに Pixel 3 を使っているため USB-C での入出力が可能であるという点は外せません。メインマシンに MacBook を使っているとどうしても USB-C ケーブルを持ち歩く必要があるため、これが可能になれば普段持ち歩くケーブルは1本で済みます。
また『Google「Pixel 3」レビュー。iPhoneとの比較とか買って良かった点・残念な点とか』という記事で紹介したとおり Pixel 3 は iPhone と比較すると若干バッテリーの持ちが悪いため、できるだけ大容量のモノが理想。欲を言えば小型で軽量であれば最高かなぁと。
ちなみに本製品と競合しそうなのが Anker の「PowerCore 10000 PD redux」ですが、今回購入した製品の方が価格が安くて、見た目も好み。
小さな直方体の、シックなデザイン。cheeroのモバイルバッテリー「Power Plus 5」レビュー

というわけで今回購入したのが老舗モバイルバッテリーメーカー cheero のモバイルバッテリー「Power Plus 5」。個人的に cheero といえばかわいらしいデザインの製品が多く、自分が購入するのはちょっとなぁと思っていたのですが、本製品はむしろ男性向けというか、男前なデザイン。
色は MacBook でいうスペースグレーっぽい、メタリック調の落ち着いたデザイン(Amazon だとこの色だけですが、公式サイトや楽天、Yahooショッピングだとブラックやローズゴールドなど他の色が購入可能)。Amazon で3,540円で購入しました。
コンパクトで軽くて、バックなどへの収納もしやすいスクエア型のデザイン


手に持ったサイズ感としてはこんな感じで、縦長のため持ちやすくショルダーバッグやポケットにも入る実用的なデザイン。重さは 204g と、缶コーヒーよりも少し重たいくらいです。
これで 10,000mAh と大容量な製品なので、少し前と比べるとモバイルバッテリーはかなり小さく、軽くなりましたね。
USB Type-C と Type-A ポートを搭載

搭載されているポートは2つ。入出力ができる USB Type-C と、出力専用の Type-A ポートを搭載。USB Type-C ポートは PD に対応(最大18W)しているため iPhone や Pixel 3 など対応しているデバイスは急速充電することが可能です。
それぞれのポートから別のデバイスの充電をすることも可能ですが、2台同時に充電すると安全のため USB Type-C ポートの電圧が制限されてしまうことには注意。iPhone と iPad Pro くらいなら問題なく充電できそうですが、 12インチ MacBook とかを充電する場合には出力的にも厳しそうな感じ。
cheero は日本のメーカーということもあり、日本独自の審査基準をクリアしている本製品。過充電や過放電のため温度が上昇し過ぎると入出力を停止する機能なのを搭載していたりと、使うユーザーにとってはかなり安心感のある製品です。
10,000mAh と大容量な本製品ですが、18W 対応のアダプタ(iPad Pro 2018 に付属している充電器)で充電すれば約3時間ほどで満充電できるのは嬉しい仕様。
デジタルインジケーターを搭載しており、バッテリー残量が一目で分かる

本製品はバッテリーの残量が 1% 刻みで分かるデジタルインジケーターを搭載しており、これがかなり便利。Anker の競合製品だと LED のランプで残量を把握するタイプなので大まかにしか残量が分からないので、本製品の方が精神衛生上良さそう。
cheeroのモバイルバッテリー「Power Plus 5」で充電してみた
Power Plus 5 を使って色々と充電していきましょう。

まずは Pixel 3 から。USB Type-C ケーブルを使って充電していきます。Pixel 3 の画面を見てもらえるとおわかりになるかと思いますが、しっかりと急速充電することができています。
10,000mAh と大容量のため、単純計算でも Pixel 3 を 3回半は充電することができるので1泊2日の旅行くらいならこれで十分かもしれません。

次に USB Type-A ポートからカメラを充電してみます。ゆくゆくはすべてのガジェットを USB Type-C で充電できるよう揃えていきたいと思っているのですが、僕にとって一番ハードルが高いのがカメラ。USB Type-C で充電できるカメラってなかなかないんですよね。
ランプが点灯し、しっかりと充電していることを確認することができますね。ちなみにこの「Power Plus 5」、 USB Type-A ポートからの充電の場合には接続されたデバイスを自動で認識して最適な電流を流す AUTO-IC という機能を搭載しているので過充電や過放電などのリスクを減らすことができます。これは日本製ならではの機能で、安心感がありますね。

最後に Pixel 3 と micro USB で充電できるイヤホン、両方を充電してみます。問題なく充電することができているのはもちろん、Pixel 3 はきちんと急速充電できており十分な出力を維持できていることが分かりますね。
cheero のモバイルバッテリー「Power Plus 5」についてのまとめ

というわけで cheero のモバイルバッテリー「Power Plus 5」を紹介してみました。
同じ性能の他社の製品と比較しても、安くて小さくて、軽い。それに加えて信頼感のある cheero 製品ということで、当たり前のことが当たり前に、スマートに行える、この手の製品では間違いなく定番となりそうなモバイルバッテリーです。
僕自身、最近はスマートフォンを Pixel 3 に移行して USB Type-C で充電できる手持ちのガジェットが増えてきています。カメラを除けば後はイヤホンくらいなのですが、こちらは近々アップデートする予定。それらのデバイスの緊急時に、サッと取り出してすぐに充電できるモバイルバッテリーは、やはり必要。
発売当初から大手メディアやブロガーさんたちのレビュー記事がたくさん投稿されているほど人気の製品。人気ということはやはり、それだけの理由があるということ。僕的にもしばらく使ってみておすすめの製品なので、気になる人はぜひチェックしてみましょう
この度紹介したモバイルバッテリーはメタリックでシックな印象ですが、ホワイトでミニマルな印象のモバイルバッテリーも cheero さんから発売中。性能は変わらずにこちらの方が少しだけ重たいようですが、どちらにせよ以前と比較するとびっくりするくらいの大きさ・軽さなのでデザインの好みでどっちを選んでも良さそうです。