本日は当ブログ「むぎろぐ」をお読み頂きありがとうございます。
どうも、むぎ(@mugiblog)です。
USB-C 充電器もここまで小さくなったかぁーー
自宅ではそこまで気になることはないのですが、外出先で作業するときには、やっぱり荷物は少なくしたい。メインマシンとして MaacBook Pro を使用している僕の場合は、充電器も Windows のノートPC と比較すればコンパクトな方だと思います。
僕は外出のときには「MacBook Pro におすすめな USB-C 充電器 RP-PC104 レビュー」という記事で紹介した充電器を使っていて、カード型でコンパクトかつ、 45W と高出力なところが気に入っています。
とはいえ、技術は日々進化していくもの。この手の製品は気を抜いているとすぐに現行のモノより良い製品が出てきます。
今回紹介するのは、2019年10月現在発売されているこの手の製品の中でもダントツ。発売当初から気になってはいたのですが、この度 RAVPower さんから提供していただいたので紹介しておきます。
コンパクトなのに高出力。RAVPower 61W USB-C 急速充電器「RP-PC112」レビュー

こちらが今回紹介する「RP-PC112」という製品。純正の充電器よりもはるかにコンパクトな外観ながら、61W と高出力(純正の充電器と同じ出力)なところが魅力的な USB-C 充電器です。
- 製品寸法:約49 x 49 x 30 mm
- 重量:105g ± 5g
- 入力:AC 100V-240V 50/60Hz 1.5A
- 出力:DC 5V/3A, 9V/3A, 12V/3A, 15V/3A, 20V/3A, 20.3V/3A, 61W(最大)
この手の製品で有名な Anker からも似たような製品は出ているのですが、このサイズ感で 61W という出力を備えた製品はラインナップになく「コンパクトでかつ高出力(GaN採用の)USB-C 充電器」というカテゴリーでは、記事執筆時点では間違いなくナンバー1の製品。
USB-C ポートが1つ。折りたたみ式でコンパクトなサイズ感が魅力的



まずは外観から見ていきましょう。色はホワイトなのでミニマルな印象。ちなみにブラックも選ぶことが可能ですが、メーカーに確認すると品薄とのこと(この手の製品のメインカラーは他社も含めてホワイトが多く、Apple を意識してのことらしい)。
ポートは USB-C ポートが1つのみ。コンセントに差し込む部分は折りたたみ式になっており、畳めばただの正方形の塊になります。

もちろん、しっかりと PSE 認証済み。

コンセントに差し込むとポートの下部分は青色に光ります。

1点気になったのが、これ。コンセントに差し込む部分が本体からややはみ出してしまっているため、カバンの中に雑に入れておくとスマホやタブレットのディスプレイを傷つけてしまいそう。
持ち運ぶときには『無印良品「ナイロンブック型ポーチ」レビュー。ガジェット小物の収納におすすめ』という記事で紹介したポーチなどに入れておくと良いかもしれませんね。
次世代の半導体「GaN」採用。純正の充電器と大きさや重さを比較してみる
本製品は、次世代の半導体「GaN」という技術を採用しています。
[note title="次世代の半導体「GaN」とは?"]
GaN 技術とは、窒化ガリウムという半導体素材を採用した技術のこと。高い耐電圧と電力変換効率を持つ「窒化ガリウム」を採用することで、より効率よく充電できて、かつ製品のサイズをコンパクトにできるまさに夢の素材。
[/note]
というわけで、純正の充電器と大きさや重さを比較していきましょう。



まずは大きさから。側面はやや本製品の方が長くなっていますが、大きさは約半分です。これで 61W と、同じ出力なのだから恐ろしい。


ついでに、最近購入した Pixel 3 の充電器(18W)と大きさを比較するとこんな感じ。やはり本製品の方が少し大きいのですが、そこまで差を感じないのはすごい。これ、出力を比較すると3倍以上ですからね。3倍。
それぞれの重さを比較していきましょう。

暗くて見づらいかと思いますが(すみません)、純正の充電器は196g 。13インチ MacBook Pro の重さが 1.37kg なので、一緒に持ち歩くと約 1.5kg といった感じ。

Pixel 3 に付属する充電器は57g 。この辺りはやはり出力の差が出ていますね。

「RP-PC112」の重さは 109g 。純正の充電器と比較すると約 90g 軽い。思ったより差はないと感じる人もいるかもしれませんが、大きさが約半分なので、持ってみると全然違うと感じるはずです。
RAVPower 61W USB-C 急速充電器「RP-PC112」で13インチ MacBook Pro を充電してみた

RP-PC112 を使って 13インチ MacBook Pro を充電してみました。
当たり前のことですが出力が同じ純正の充電器と全く変わらない速度で充電することができています。むしろ、僕の場合は自宅でも 45W の充電器を使っていたこともありかなり快適。

余談ですが、最近購入した Pixel 3 は USB-C ケーブルでの充電が可能なため、外出時に持ち運ぶケーブルが減って最高(画像のケーブルは USB-C だけど高出力の充電には耐えられないので、普段は MacBook Pro 付属のケーブルを持ち歩くことにしています)。
あまりにも気に入り過ぎて、僕はこの充電器を自宅でも使用しているほど。出力が同じなら、コンパクトな方を使った方が良いに決まっていますからね。
コンセントに差し込んだときに、邪魔にならないサイズ感が良い

ピントが合っていなくて申し訳ないのですが、個人的にこの製品の良いところだと感じた点がこれ。大きさがコンパクトなおかけで、他のコンセントに干渉しないのです。

以前紹介したカード型の充電器だと、こんな感じで他のコンセント部分に干渉してしまうのですが、この製品だと当たり前のようにコンセントの差込口の数だけ電源を確保できます。
自宅ではそれほど神経質になることもないかもしれませんが、カフェやホテルなど、電源の数が限られた場所で作業するときにありがたい形状かなぁと。
RAVPower 61W USB-C 急速充電器「RP-PC112」についてのまとめ

こんな感じで RAVPower 61W USB-C 急速充電器「RP-PC112」を紹介してみました。
61W と純正の充電器と同じ出力を備えていながら、コンパクトなサイズ感でストレスフリーな本製品。この手の製品は当ブログでも何度も紹介しているだけあって個人的にも注目しているのですが、今のところは他社の製品と比較してもナンバー1 と言っていいでしょう。
ちなみに、価格は通常時は4,500円ほど。少し高く感じるかもしれませんが、持ち物をコンパクトにしたい人は必携の製品です。
「MacBook Pro 使っているけど、純正の充電器はちょっとでかいよなぁ」と感じている人におすすめの製品なので、気になる人はぜひチェックしてみましょう。