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【2022年版】ゲーム配信がしたい。私が揃えた機材やツール

すこし前に「Nintendo Switch を買いました」といった記事を書きました。その後しばらくは自分が楽しむためにひとりでゲームをしていたのですが、せっかくなら配信してみたいと思うようになりました。

というわけでネットや YouTube動画を中心に必要な機材やツールを探していたわけですが、ようやく配信できる環境が整ってきたのでブログでも紹介してみようかと。

配信するために最低限揃えておきたい機材やツール

まずは最低限揃えておきたい機材やツールから紹介していきます。

ゲーム機|Nintendo Switch

これがないと始まらない。

コンシューマー向けのゲーム機としては不動の地位を築いている『Nintendo Switch』。PS5 は高いだけでなくそもそも手に入りづらいのと、個人的には Switch のほうが遊んでみたいタイトルが多かったので購入。

Windows PC を持っている人は Steam でプレイできるタイトルも多くなっているので必須ではないかもしれませんが、配信外でレベルを上げたりするときに携帯機としてプレイできるのは Switch ならでは。

これも必ずしも必要ではありませんが、スプラトゥーンをプレイしていることもあってプロコンも購入してしまいました。

現在品薄になっているみたいなのでタイミングよく購入できて良かった。

PC | 14インチMacBook Pro

ゲームを配信するために必須なのが PC 。配信当初は 2017年に購入した Intel搭載の MacBook Pro を使っていましたが、スペック的に配信するために必要なツールが動かないことや後々編集もしたいと思っていたので購入。

配信を始めたのが『M2 MacBook Air』の発売直後だったこともありそちらの購入も検討していましたが私が予定していた長時間のゲーム配信や動画編集といった作業内容を考慮すると単純な CPU 性能よりも GPU 性能が高い「M1 Pro」チップを搭載した MacBook Pro を購入しました。

編集をするだけなら iPad や iPhone でもできるけど、配信となると PC がないと難しいのでここは妥協せずに選んだつもり。数ヶ月配信や動画編集をやってみましたが後悔はまったくありません。

編集ソフト| Final Cut Pro

実際に編集している画面。大した編集をしていないのがバレてしまう

編集ソフトは Final Cut Pro を使っています。お試しで3ヶ月までは無料で使えるし、Mac に最適化されていることもあってとにかく動作が軽い。

ゲーム実況って動画の時間が長くなってしまいがちなので(フルHD 30p とはいえ平気で1時間とか2時間の動画になる)、動作が快適なことは作業効率に直結します。

Premiere Pro とか DaVinci Resolve といったものもありますが、現状では凝ったエフェクトは使わないし、カラーにもこだわっていないので Final Cut Pro で必要にして十分かと。

Final Cut Pro

キャプチャーボード|AVerMedia Live Gamer MINI(GC311)

背面。PCと接続するポートがmicro-USBなのは少し残念かも

ゲーム画面を PC に映し出すために必要なのがキャプチャーボード。Mac でも使えるもので探しているとあまり選択肢がないのと、信頼できるメーカーから出ているという理由で購入。

AVerMedia は多くのストリーマーが使用しているメーカーで、4K で配信・録画できるものも選択できますが、Switch はそもそもフルHD までしか出力できないので価格とのバランスを考慮してこちらを選びました。

実際に配信してみて、専用のソフトをダウンロードしていないと OBS上でうまく動作してくれないといった問題はあるものの、どうやらこれは Mac だけらしいので仕方がないかなといった感じ。

それ以外では特別な不満点もないし、総合的には満足しています。

配信ツール|OBS

OBS」公式ページより引用

配信するなら「OBS」は必須。PC からゲーム画面を録画したり配信するために必要なアプリケーションのこと。

OBSの画面。シンプルなので扱いやすい。

すこし前に Apple Siliconにネイティブ対応したバージョンがリリースされましたが、私が使っているコンプレッサーをかけたりノイズ除去をするのに必要なプラグインの対応がまだなこともあって私は旧バージョンを使用しています。

慣れてしまえば配信したり録画するのは簡単にできていしまいますが、自分の声の調整に関してはかなり奥が深くてまだまだ改善の余地がありそうです。

OBSのダウンロードはこちらから

なくてもいいけどクオリティを求めるなら買って損はない機材

ここからはなくてもいいけど買って損はない機材たちを紹介。

マイク|オーディオテクニカ『AT2020』

AirPods とかマイク付きのイヤホンを持っている人であれば必ずしも買うべきとはいえないけど、個人的にあって損はないと思っているのがマイク。

オーディオテクニカ『AT2020』は入門機としてはかなり定番のマイク。コンデンサーマイクなので周りの音もひろってしまうのですがエアコンとかマウスのクリック音は OBS 上でノイズ抑制のフィルターをかければ除去できるのでそれほど問題はありません。

USB接続のタイプもありますが私はより音質が良いとされているXLR端子で接続するタイプのものを購入しました。

ちなみに、USB で接続するタイプのものと違って別途ケーブルが必要なところも注意。

オーディオインターフェース|Audient『EVO4』

背面からキャノンケーブルを介してマイクと接続する。

XLR端子のマイクを MacBook に接続するために必要なのがオーディオインターフェース。

YouTuber界隈で定番なのは YAMAHA の『AG03』だと思いますがこちらは品薄で現在 Amazon や楽天で購入しようとすると通常時よりも値段が高くなってしまいます。

というわけで色々と探していてたどり着いたのが Audient の『EVO4』。『AG03』と比較すると接続できる端子の数や機能面はシンプルですが、マイクを接続して配信したり録画したりするくらいであれば十分です。

実際に使用して不便だと感じるのは PC に接続するたびにファンタム電源(マイクを動作させるのに必要な電源のこと)のボタンを押す必要があることくらい。

機材をPCに繋ぐために購入したもの

ドッキングステーション|アイ・オー・データ『US3C-DS1/PD』

ケーブルが多くてごちゃっとして見えるかもしれないが、これらはすべて必要なもの。

最後に、MacBook ユーザーなら理解できるかと思いますが、機材を揃えるとポートの数が足りなくなってしまいます。

これまではハブを使っていましたが、機材を揃えたことで電源や端子の数が足りなくなってきたのでアイ・オー・データのドッキングステーションを購入しました。

モニターと接続するときに Display Link というアプリを介する必要があるのがやや難点ですが、これがあればポートの数に不自由する必要もないし、ファンタム電源が必要なマイクを接続しても電力供給に悩まされる必要もありません。

有名な Belkin や Anker のドッキングステーションだと SDカードスロットも搭載されているのですがこちらは非搭載(私は MacBook 本体のスロットが使えるので不要)。その分、価格も半額くらい購入できます。

まとめ

というわけで「ゲーム配信がしたい。私が揃えた機材やツール」を紹介してみました。

単に配信とか録画をするだけならここまで揃える必要もないかもしれませんが、少しでも良い音で録画できたり、配信する環境が整っていればそれだけ作業する時間を稼ぐことができるはず。

今回紹介したのは比較的定番なものが多く、この手の機材ではコスパの良いものばかり。「これからゲーム配信始めてみたい」という人がいれば参考にしてもらえると嬉しいです。

最後に、今回紹介した機材たちのAmazonのリンクを載せておくので気になったものがあればチェックしてみてください。

今回紹介した機材一覧

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  • この記事を書いた人

むぎ

アラサーのモノ大好きブロガー。 素人なりに写真を撮るのが好きで、カメラはSONYのα6300を使っています。

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